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○超鋼戦機カラクリオー外伝

 クロガネの賛歌・番外 ー 響 鐘 ゥ ! 地 下 プ ロ レ ス 編 ! !  ー



 「 決 戦 前 夜 ッ ! 」







・・・・





俺の名前は『蔵金 馬黒(くらがね ばぐろ)』。当年持って48歳。
地下プロレスのチャンピオンであり、漆黒の覆面(マスク)を被った『ブラックゴールド』と言う地下プロレスラーだ。

表の顔は汚職の疑惑が常に付きまとう『国会議員』。
裏の顔として、チャンプ以外にも『秘密結社ブラッククロスの“幹部”』と言う一面も持っている。

そんな俺の代名詞っつったら・・・。やっぱ『恐怖』だろーなぁ。


ガキの時分。俺が6歳の時の話になる。

大して面白くもない学校から、帰って来た時の事なんだけどよぉ〜う。

鍵を開けて家に入ろうとしたらよ、何故かな。鍵が開いてやがったんだ、珍し〜ぃぜ。
コイツはラッキーと思って、家に入ったらさぁ〜。お袋が・・うずくまって泣いてやんのよ。

これは変だな?と思ったけど、俺は何時もすれ違ってばかりのお袋に、今会える事に幸福を感じたんだ。
だから俺は誰もがそうするだろう事をした。「ママンー♪」とすり寄って行った・・・ッ!

愛しくってさ!愛されたくってさ!!ギュウ〜っとしちまいたかったのよぅ。
6歳にもなって、大分に甘えん坊かい?だってアル中親父と来たらよう。
何時も俺の事を『バカ』だとか『マヌケが』とか言って働きもしねぇで寝てばかり居たんだぜぇ〜え。

だから俺はお袋が大好きだったし。それだからこそ、俺はお袋甘えにいったんだ。

そしたら・・・。

そしたら俺は・・・!


俺 は お 袋 に『 首 』を 締 め ら れ た 。

デ ィ ・ モ ー ル ト 凄 い 力 を 感 じ た 。






・・・・







俺はこう言いながら、泣いて叫ぶ!!

「ヤダよぅー!ヤダよぅ、ママーン!!」

「こんなのオカシイよ!オカシイよ、ママーン!!」


お袋はこう言う!

「もう駄目!もう駄目なのよ、クッヒッヒッヒッヒィ〜ン!!」

「あの人殺しちゃったモン!カっとなって殺しちゃったモン!!ヤダァー!アハハー!!」

「皆皆死んでやるゥー!星になってしまえ、キラキラ星の光る夜ドラマァァァァアアアアアア!!」

そうだ、あの時。あの時、お袋は・・・。
『生活苦』と『DV(ドメスティック・バイオレンス)』を理由に『“親父”を刺して“殺してしまったんだ”』。

お袋は“やってしまった”と言う後悔と。
罪を償うと言う、割の合わない“懲役労働”が待っている現実と。
世間の目と。今まで頑張って来た“自分への裏切り”とが。

それら全てが“ごちゃごちゃ”になった『その時』。


お袋は俺と“無理心中”をする事を選んだんだろうな。

女とは言え、大人の力で6歳児の首を絞める。

苦しくってさぁ!死んじまうって思ってさぁ!!

俺は必死に訴えかけたんだ!

「嫌だ!嫌だ!嫌だよ、ママン!!」

「ママン、カレーライス作ってよ!僕ママンの作るカレーライスが一番好きなんだ!!」

「鳥肉入ったカレーライス、ママァン! 鳥肉入ったカレーライスが食べたいよ、ママァァァァアアアアーーーーン!!」


お袋は俺の懇願を無視して、更にもと力込める。


ギュッ!ギュギュギュウ・・・!!


そしてお袋はこう言い放つ。

「馬黒!馬黒!馬黒!馬黒!何が馬黒よ!!」

「競馬で黒くて早い馬が好きだからって、そんな名前付けやがって、あの解消無しがぁぁぁぁぁあああああ!!」

「野外でレイプされて出来た子がアンタだ!何がカレーよ!貴方にはママンがどんなに苦労してるか解らないのね!!」

「死ぬの?死ぬの?死ぬの?殺ぉおぉぉぉるおしぃてぇやぁぁぁぁるぅぅぅうううううううううううーーーーーーーーッッ!!!」


締められる首。

締められる首!!

俺は段々意識が薄れて行った。

そんな中俺は、懸命に懇願し続ける。

「も・・・もう。僕・・・嫌だ。い・・や・・・!!」


それでも・・。

止まる事無い首絞めと窒息状態。

お袋の耳に俺の懇願は何一つとして届く事は無かった。

そんなお袋が恨みったらしく、こう言い叫ぶ!!

「あの解消無しと血が繋がってる人間全て死ねば良いのだわ!じ・じ・じ・人類抹殺計画だ、ぶっちゃけようじゃないか!!」

「あはははァ〜ん!!もうちょっとで、この子が死ぬ死ぬ殺すぅぅぅうううううううううううう!逝っちゃえぇぇぇぇえええええええ!!!」


恐怖で始まり。恐怖で終わる。

恐怖に彩られたゴールとスタートの中で・・・。

俺は・・・。意識を失った。

 ・
 ・

 ・

 ・

暗くって。何も見えなくて。

そのまま消えてしまいそうなその時・・・ッ!!


   ッ


   ッ


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


何処からともなく“声”が聞こえる。

「「「イヒヒヒン!早くこっちにおいで。」」」「「「お前は地獄に落ちるんだ。辛いぞ厳しいぞ。」」」

 「「「親より早く死ぬって不幸の極みだからなぁ〜。」」」「「「念を入れてお前を痛ぶってやるよ!!」」」

「「「カモンカモォ〜ン!!」」」「「「うへへ!ショタッ子と地獄巡りだぁ〜!!」」」


俺は心底ゾッとした!!
だから俺は懇願をぶつけるようにこう言った!!

「やめて!やめてよ!そんなの嫌だよぉー!!」


だが“その声”は、更にも気味悪く・・・!

「「「ホントは好きなんだろ?言っちまいなよ。」」」「「「馬黒くん、こーゆうの大好きなんだよね。」」」


俺は懇願し続ける!

「ホントに止めて!ホントに嫌だよー!!」


声は聞く耳を持たない!!

「「「駄目だよ駄目だよ」」」「「「おじさん達はとても意地悪なんだ。」」」「「「もうこれでもかって位やってあげるよ♪」」」

   ガ

   シ

   ィ

何者かが足を掴んだ感覚がする。

ガシィ!ガシィ!ガシィ!(一杯一杯一杯!)

ガシィ!ガシィ!ガシィ!(掴んでくる!掴んでくる!!)

ガシィ!ガシィ!ガシィ!(体の!体の!)

ガシィ!ガシィ!ガシィ!(あちこちを!あちこちを!!)


そして、耳元でこう囁かれた。


「「「ようこそ地獄の一丁目だよ。キャモォ〜ン♪ハハハァアアア〜〜〜〜イ♪♪」」」

   ッ

   ッ

俺は声にもならない悲鳴と。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

トチ狂ったような絶叫一つ叫びあげた。

「クッヒッヒッヒッヒィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜 〜 〜 〜  〜  〜 ン ン ! ! ! 」

   ッ


   ッ


ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

   ・
   ・

   ・

   ・


 ドッキャァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアーーーーーーン!! (その瞬間!俺はモノ凄い力で、お袋を突き飛ばして居た!!)


      ゲボォ・・!オォオゲ・・・!!? (ゲロを吐き、目を白黒させる、お袋に対し俺は!!)


             キィィィイイッ!! (つり上がった目とッ!歪んだ口端にて、こう言い放ってやったんだ!!)


                   ッ


                   ッ


「怖ぇ怖ぇ!とんでもねぇ程怖ぇよ、ママン!!これが噂のヤンデレってヤツゥ〜?」

「じゃあ心をせめぎ取る闘いで行こうか、ママン!そう僕はねッ!! アンタが自分から『ごめんなさい。自首をします』って言うまで攻撃を止めない事にしたよ!!」

「何故かって?怖くて仕方無いからさ!怖くて怖くて死んじまいたい気分になったからさ!でも死にそうになっても恐怖は消えなかった」


「 『 だ か ら “ 恐 怖 の 根 本 ”を 消 し て や る ぜ ぇぇ ぇえ え え え え え え ! ! ! ! 』 」


                   ッ


                   ッ



「クヒ!クヒヒ!!ヒヒヒ!! クッヒッヒッヒィヒィィイイイイ イ イ  イイ イ  イイ イ  イ イ イン  ン ! ! ! 」

  ッ

  ッ


ドギャ!ドギャ!ドギャ!!(俺は!俺は!俺は!!)

ギャド!ギャド!ギャド!!(殴った!殴った!殴った!!)

ッドオ!ッドオ!ッドオ!!(お袋を!お袋を!お袋を!お袋を!!)

ドォバ!ドォバ!ドォバ!!(容赦なく!容赦なく!容赦なく!容赦なく!!)

  ・
  ・

  ・

  ・

ドッグシャァァァアアアア ア ア ア  ア ア ア ! !( “容赦なくにだァー!!” )

  ッ

  ッ


痣だらけの体と。腫れ膨れ上がった顔をしながら。

お袋は力無くこう言い願った・・・!!


「も・・・お・・・。許して・・。電話するから。110番に『私が殺した』って。」


「だから・・・!私を許して 頂 戴 ィィ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ イ イ イ イイ イ イ イ イ イ  イ ! ! ! ! 」





     ・

     ・

     ・

     ・

     ・



この時からだ。この時からだったよ。

俺はどうしようもなく“恐怖”をすれば“恐怖をする程”に。

『 “怪物染みたパワー”を生み出す事に気が付いたんだ。 』


そして大きくなるにつれて、この力は『真っ当な生き方では認めて貰えないな』と察するに至った。
だから俺は『裏社会で生きた』。この力に価値があり。何よりも『それを発露する場所』が必要だったからだ。

それが『地下プロレス』であり。それをバックアップする『ブラッククロス』であったのだ。

地下プロレスは、俺の力を遺憾なく発揮出来る『場所』であり。
ブラッククロスは、そんな俺を『相応しい地位』へと伸し上げてくれた。

俺はブラッククロスから表の顔として『国会議員』としての地位を与えられた。
そしてこれには“二つの意味”があった。

 ー 一つはブラッククロスの幹部として相応しい警護を、公然と付けられる事。

 ー もう一つはブラッククロスと対立をする日本防衛軍に対し、鳩派(穏健派)の1人として公然とダメージを与えられる事。


特に後者は散々苦い汁を飲んだようだぜ?日本防衛軍はな。
今もこうして“刺客”を差し出して来ている位だからなァ、かなりキているハズだよぉ〜う♪

クヒ!クヒ!そして、その刺客こそが“ジ・ハンドレッド”か!!

何処の何者か知らんが・・。強い。本当に強い。心底“恐怖”を覚える程にだ。

だが俺は恐怖が強ければ強い程『その力を“発揮する男”』だ。

そしてその力とは信じていた肉親から、まさかの裏切りに遭い。殺されかけ、地獄に片足突っ込んで、ようやっと手に入れた凄まじい力(パワー)だ!!

だから負ける訳が無い!いや負けるかな?ああ“恐怖”を覚える・・・!!

だが、その“恐怖”もまた力とする男なのだよこの俺『 ブ ラ ッ ク ゴ ー ル ド 』 は ァ ー ッ ♪ ♪


クッヒッヒッヒッヒッヒ!


クィーッヒッヒッヒッヒッヒッハッハァー!!


ク ィ ィ ィ ィ ィィ ィ ィ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ハ ァ ァ ァ ァ ァ  ァア  ア ア アア ア ア ア ア ! ! ! !





     ・

     ・

     ・

     ・

     ・






・・・・







ギシ!ギシ!ギシ!ギシ!


アン!アンアン!アン!アァ〜ン!


営みである。それは夜のである。

営む者は妻と夫。異種族間のSEXであった。

妻がこう言う。

「いよいよ・・ハァ。明日ね・・・ハンドレッド。ぁん♪」


夫は夢中に。

「ウム。ウム・・・。」


ギシギシギシ!

ギシ!ギシ!

ギシギシギシ!

  ッ

  ッ

ギ シ ュ ッ ッ ン ! !


・・・・・・。

・・・・。

・・・。


「フゥ・・ハァン・・・・。」


「ねぇ・・ハンドレッド・・・。」


・・・ギュ。 (妻は夫を、強くも抱きしめた。)


ギュゥ・・・。(夫も妻を、強くも抱き返した。)


そして・・・。


・・・Chu。


キスをする・・・。

濃厚で・・。ねっとりとした・・・。


その後こう言う。


「レディよ。」


妻が答える。

「何・・。ハンドレッド・・。」


夫はこう言う。

「いよいよ明日からが始まりであるな。」


また妻が答える。

「ウフフ。そうね。全てはチャンプにならないと始まらない。」


夫は感慨深そうに。

「あの日。任務では無かったとは言え、柳生の爺さん見つかってしまったワシ等。」


妻も感慨深く・・・。

「宇宙人と共に居ると言う事実。どっかの施設に引き取られて当然だったわ。」


夫は頷きながら。

「だが柳生の爺さんは親身になって、ワシ等の話を聞いてくれた。」


妻が続ける。

「人の親切を有難く思った。そしてお爺は進む事が出来る道を教えてくれたわ。」


夫も続ける。

「爺さんの為にも勝たねばならぬな。明日の死合は・・。」


妻がこう言う。

「お爺が所属する日本防衛軍にとって、厄介な相手となれば・・。」


夫もまたこう言う。

「ワシ等は“やる他の答え”を持ち合わせてはおらぬな。レディ。」


妻が応える。

「そうよ、ハンドレッド。そして私達の“夢”の為にも・・進む以外の答えはないわ・・・。」


妻は続ける。

「ん・・・っ。」


「ハンドレッド・・・。」


そして・・・。


・・・Chu。


またキスをする・・。


夫が妻を求め。妻が夫を求め続ける。


そんな夜の営みが“熱い夜”となり。

まだもと、それは続いていった・・・。






ーーーーーー





 ・・・続く。