距離は12km(1200m)。
ギガント28号は歩幅は『約22.5m』。
それを秒速と考えるなら、10秒で200m強。20秒で400m強。
ほぼ同背丈の巌鈍斧(いわお・どんぷ)もまた、秒速『約22.5m』と推測するのなら・・・。
30秒弱で至近距離にて“接敵”する位置に居る。
このまま、前進して接敵をするか?
それも一興。だが『ギガント』は。“耐撃の百文字”は違った。
「ギガントよ!敵機(羅根)の残骸を拾い、思い切りコブチ目掛けてブン投げよ!!」
ギガントが猛る!!
「ア”イ” ア”ム” イ”ラ”ブ”ク”ラ”ゲ”!!」
グィイイイイイ(ギガントが羅根の残骸拾う!)
グォォオオオオ(そして投手が豪速球を投げるよぉぉおおおに!!)
ゴォオオオオオオーー!! ( 投 げ た ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! )
対
し
!
“玉無しコブチ”が操りし『巌鈍斧』ッ!!
ポォン!!(右手の手斧を、左手に持ち替える。)
「一斧多砕流・鈍斧術!! 破滅大技!!
『レフト・ハンド・アバズレ・ガァァァァアアアアアアアアアアアアアルゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウ!!』」
ジョギィアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! (真横に撫で斬るッッ!!)
更
に
!
「『アバズレ・ガール・ヒトヤマ・イクラァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』」
ジョギィイイイイイアアアアアアアアアアアアアアア!! (縦に切る!!)
ジョギィイイイイイアアアアアアアアアアアアアアア!! (斜めにも!!)
ジョギィイイイイイアアアアアアアアアアアアアアア!! (二か所を!!)
結
果
!
バラバラバンバンバァン!! (羅根の残骸がバァラバラになったァーッ!!)
コブチ!!
「ウフフフフフ!私を討ち取るには甘過ぎるだロッテ。」
百文字!!
「フム、小細工は通用せぬか。」
ギガント!!
「ザ”ン”ガ”イ” イ”ッ”キ” イ”ッ”チ”マ”リ”ー”ン”ズ”」
百文字!!
「ならば、近付きて倒すのみ!歩み寄れギガント!!」
ギガント!!
「グ”ギ”ャ”ォ”オ”ォ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”!!」
ドズン (巨人が近寄る。)
ドズン (ギガントがにじり寄る。)
ドズン (両腕を広げながら。)
ドズン (小首を軽く傾げながら。)
ドズン (レゼルヴェの巨神はにじり寄る!!)
向
か
う
は
!
コブチ!!
「ウフフフフフフ。良いだろう。」
「“一斧多砕流・鈍斧術”の『 妙 技 』を見せてやろう。」
ヒュン! (“左手”に持った「斧」を『右手』に持ち替える!)
ヒュン! (“右手”に持った「斧」を『左手』に持ち替える!)
ヒュン! (“左手”に持った「斧」を『右手』に持ち替える!)
ヒュン! (“右手”に持った「斧」を『左手』に持ち替える!)
ヒュン! (“左”→『右』!!)
ヒュン! (“右”→『左』!!)
ヒュン! (“左”→『右』!!)
ヒュン! (“右”→『左』!!)
ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン! (右→左! 左→右! 右→左! 左→右! 右→左! 左→右! 右→左!)
「間合いに入り次第。そなたを叩き切るッ!!」
「一斧多砕流・鈍斧術『メスガキ・ノ・ワルツ』」
「更に速度を挙げるぞッ!!」
ギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギュンギ ュ ン ギ ュ ン ギ ュ ン ギ ュ ン ギ ュ ン ! ! !
!⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔! !⇔!
ッ
ッ
共に近付く!近付く!近付く!!
『 射 程 内 !! 』
「 『 ヌゥうゥぉおお お ぉ ぉ ォ お お お お お お オ 雄(オ) ーーーー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
「 『 UuUuuUU L l l l A A A A A A A A(a) ーーーー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
・
・
・
・
・
・
・
・・・・
○クロガネの賛歌 第3.5章 ー 本 編 B ー
第 3 話 「 プ ロ レ ス 殺 法 v s 一 斧 多 砕 流 ・ 鈍 斧 術 」
・・・・
ドズン…! ドズン…! (ギガントの動きは、シンプルであった。)
ドズン…! ドズン…ッ!(広げた両腕にて、巌鈍斧を組み掴む。)
グゴゴゴゴゴゴ……ッ!!(当たり前のように、両腕を狭めて来た。)
対
し
!
ヒュン!ヒュン!ヒュン!(巌鈍斧の動きは複雑であった。)
ヒュン!ヒュン!ヒュン!(右手で掴んだ「斧」を・・・。)
グォオオオオオオオオ!!(右斜めしたから突き上げる!!)
ォォォォォォォオオオ!!(・・・と見せかけ、突き上げたのを『右手だけ』)
そ の 一 瞬 ッ ! !
ヒ
ュ
ン
!
“斧”を『左手』に 持 ち 替 え て い た 。
そして右肘を背中へと引きながら、左手はギガントの『上段“ど真ん中”』を切りて捨てる!!
ー これぞ、左手の必殺ッ!!
レフト・ハンド・アバズレ・ガール“クサレオンナ”!!
ー ねちねちとしたシツコイ“虚”の中に、
危険なアバズレが襲いて掛かる『一斧多砕流・鈍斧術』の“妙技”である!!
だ が 、 真 に “ ク サ レ ”て い る の は こ れ か ら だ !
ー 何故なら!何故なら!!
女は蛇であるからだ!女は害虫であるからだ!女は有害生物であるからだ!!
ー 己の食欲すらも奪い去ろうとした“貪欲な魔物”である!!
そんな女を冠するこの『鈍斧術』が、かように“簡単な技”である訳無し!!
コ ブ チ は 更 に “ 虚 ” を 張 っ た 。
何と!“玉無しコブチ”は『斧』を!!
ギャルォォオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
(ギガントにではなく、大外れしたかのように、
ギガントの後方目掛けて投げつけたぁぁぁあああああ!!)
ッ
ッ
必然的に!!
ガシィ!! (ギガントはその隙に乗じ“巌鈍斧”に『組み絡む』!!)
ッ
ッ
「レスラーへの賛歌 その14ッ!!」
「ワシは捧ぐるッ!
『人間発電所』と呼ばれた、ブルーノ・サンマルチノへと、
こ の 『 B E A R H U G 』を ォ ー ッ ッ ! ! ! 」
・『BEAR・HUG(ベア・ハッグ)』
立位対面からのクリンチ状態より、両腕で相手の胴回りを抱き込み、
絞り込むように締め付ける事で、相手の背骨から肋骨にかけてを圧迫する。
その際に相手を持ち上げる事で、相手体重が加わり、より強いダメージとなる。
グギィ ググギィ・・・!! グギィ!! (締め上げるギガント!)
ググググググッ!ギィィイイイイイイ!! (締め上げるギガント!!)
そんなギガントに対し“巌鈍斧”は!!
ガチィ!! (両の手で“ギガント”の顔掴み、位置を微調整する)
そ う ! “ 鈍 斧 ”は 出 戻 り す る ! !
コブチィー!!
「一斧多砕流・鈍斧術ッ!『 デ モ ド リ ・ オ ヒ メ 』ッッ!!!」
「UUUUUUUULLLLLLLLLAAAAAAAAAAAAAAA!!」
「ブーメランの如く戻り来る、私の“鈍斧”にて、その頭カチ割ってくれるぞ『 ギガント28号 』ォォオオオオオオオオオオオオ!!!」
ギャルギャルルォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!! (先に投げ外れた“鈍斧”が!ブーメランの如く舞い戻ってくるッ!!)
今
ッ
!
グウワッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!! (命中ゥ!ギガントの後頭部にド命中したァー!!)
ッ
ッ
ブシャァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! (流血が如くにオイル吹き飛ぶ水飛沫ィィィイイイイイイイイイイ)
ッ
ッ
ー ああ、哀れギガント28号!
無残に後頭部に鈍斧が猛り抉る!
あえなく“クロガネの賛歌”はこれにて終了かァー!?
否
ァ
!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
話は少し前!
斧が命中する前まで戻るッ!!
百文字ィー!!
「投げつけた鈍斧の風切り音から、ギガントの後頭部へ舞い戻る事は既に解っていた。」
「なれば、着弾するその時ッ!首と胴のバネ仕掛けを縮め、鈍斧を“コブチ”に命中させる!!」
今
ッ
!
ギリリ!リィリリリ!リイイイイ!!
縮める!縮める!縮める!!
腹回りの鋼鉄蛇腹を縮める!縮めるゥー!!
だ
が
!
コブチィー!!
「UUUUUUUULLLLLLLLLAAAAAAAAAAAAA!!!」
「例えバネ仕掛けを縮めようと、強引に鈍斧を『 着 斧 』させてくれよぉぉおおおおおおおおおおお!!!」
グォオオ!!オオオ!!ォォォオオ!!!! (巌鈍斧が強引に!頭部を首ごと“引き上げる”ッ!!)
結
果
!
グウワッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!! (命中ゥ!ギガントの後頭部にド命中したァー!!)
ッ
ッ
ブシャァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! (流血が如くにオイル吹き飛ぶ水飛沫ィィィイイイイイイイイイイ)
ー ああ、哀れギガント28号!
無残に後頭部に鈍斧が猛り抉る!
あえなく“クロガネの賛歌”はこれにて終了かァー!?
否
ァ
!
百文字ィー!
「恐るべし豪力よ。だが、このバネ仕掛け胴だけでは無く、両の足をも縮めさせれば・・・!!」
ギャルギャルギャルギャル!! (後頭部で鈍斧が回転する中!)
ギリィ!ギリリ!リリィイ!! (強引に蛇腹脚を縮めるゥー!!)
ッ
ッ
グサァァアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアアア!!!
(後頭部頭頂にて、斧が止まった!!ダメージこそあるが致命的では無いッ!!)
ッ
ッ
コブチィー!!
「やるな!だが手元に斧が戻れば、再び攻撃に転ずるッ!!」
「UUUUUUUURRRRRRYYYYYYYAAAAAAAAAAAAA!!!」
百文字ィー!!
「密着状態ならば“ギガントの手中”にあるも同然!!」
「このまま投げ飛ばしてくれるぞ“玉無しコブチ”ィーッッ!!」
ッ
ッ
「 『 ちぇりぃぃいいいぁぁぁあああ あ あ あ あ ああああ ーーーー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
ベアハッグの体勢のまま腰をひねり、強引に巌鈍斧を「ほうり投げる」!!
そ
の
合
間
!
ガッシィィィイイイイイイイイイイイイ!! (巌鈍斧は、己が斧を掴み!!)
グォォォォォォォオオオオオオオオオオ!! (そのまま投げ飛ばされるも!!)
グッッッッッッッサァァァアアアアアア!! (大地に斧を突き刺す事で、ダメージを半減ッ!!)
ッ
ッ
コブチィー!!
「UUUUUUUUUUUUUURRRRRRYYYYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAAA!!」
「このまま一回転してぇぇぇぇぇぇぇええええええええ、両足で立ってくれるわぁぁぁああああああああああああああ!!!」
ドォッ! ドォオオオオオオオオオオオオオオンン!! (着(チャ)ッッッック! 地ィィィィィイイイイイイイイイ!!!)
の
瞬
間
!
百文字ィー!!
「横向きより、下から顎(アゴ)を『 足裏にて、蹴り上げる 』…ッ! ギガントよッ! 『トラース・キック』であるッッ!! 」
ギガントォー!!
「 ザ” ・ グ”レ”ェ”ェ”ト” ・ カ”ブ”キ” ッ ッ ! ! 」
ズゥオオオオオオオオオオオオオオオオオ!! (着地した巌鈍斧に、ギガントのトラースキックが襲いかかりッ!!)
グワッシャァァアアアアアアアアアアアア!! (そして命中ゥ!!轟音を立てたァァアアアーッッ!!!)
ズォオオ!!ズズオオオオオ・・・!! (鈍くも!重く、弾き飛ばされるは“巌鈍斧”ッッ!!)
ドズゥ! ドズゥ! ドズゥウウ!! (“巌鈍斧”は3歩後退したッ!!)
ッ
ッ
ゴォォォォオヒュッッ!! (脚を引くギガント28号!!)
ヒュゥゴォォォオオオ!! (両の足で大地に立ち!両の腕を広げ!!)
ジリ・・!ジリリ!ジリ! (再び接敵を試みる、ギガント28号ッ!!)
ッ
ッ
ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン!⇔ヒュン! (右→左! 左→右! 右→左! 左→右! 右→左! 左→右! 右→左!)
コブチ!!
「一斧多砕流・鈍斧術『メスガキ・ノ・ワルツ』」
「ウフフフフフフ。次は仕留める・・・!!」」
バ
ッ
・・・ッッ!! (両手から斧が離れる!!)
百文字!!
「ヌゥ・・・!!」
百文字にして、その“攻撃”を読む事は出来なかった!!
では、その攻撃のッ!!
答
え
と
は
!
コブチィー!!
「一斧多砕流・鈍斧術『サディスティック・トマホーク・クイーン』」
「両手を離し、宙空する斧を“脚蹴する事”にて『叩き突く』ぅぅぅぅうううううううッッ!!」
「OOOOOOOOOOOOOOOOOOLLLLLLLLLLLLAAAAAAAAAAAAA!!!」
狙
い
は
!
「顔面カチ割ってくれるわぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
ッ
ッ
ブシャァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! (ギガントの額に突き刺さったァー!!)
ッ
ッ
ギガントォー!!
「グ”ゥ”ゥ”ゥ”ゥ”ギ”ャ”ァ”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!!!??」
哀れギガント!玉無しコブチ強し!!
頭部に2撃の斬撃ッ!これにて!これにて『ギガント死す』かァー!!?
否
ァ
!
ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド
百文字ィー!!
「ギガント! 蛇腹首を『最大限にへし曲げるのだ』ッ!」
「それでも足りぬなら、蛇腹胴、蛇腹脚全てを『へし曲げよ』ッッ!!」
ギガントォーッ!!
「コ”ン”ト”ラ”ク”シ”ョ”ン”ッッ!!!!」
ギィニャァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! (思い切り体をのけ反らせッ!!)
シュバァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! (突き刺さりはしたモノも、魔の“斧”から『避難上等』ゥッッ!!!)
コブチィー!!
「HHHHHHMMMMMMMMMM!!!」
「想定以上に厄介な相手。ならばこれはどうだッッ!!」
ギィキャァァァアアアアアンンンン!!! (巌鈍斧はもう片方の脚で、斧を真上に蹴り上げるッッ!!)
ギャルルルルルルルルルルルルルルル!!!(そして滞空する斧をッ!!)
ドォグォォオオオオオオオオオオオオ!!!(跳躍する事でぇ〜えーッッ!!)
ッ
ッ
「一斧多砕流・鈍斧術『トウヨウ・ノ・マジョ』」
「AAAAAATAAAAAAAAAAAAAAAAAAACK!!!」
ゴッッッッギャァアァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! (斧を掴みッ!投げ付けたァァァアアアアアアアア!!!)
ドッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ
ギィィィィヤァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
(狙いはもちろん“ギガントの頭部”であるゥゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!)
執拗なるは「コブチの攻撃!」様々な女に例えられる『一斧多砕流・鈍斧術ッ!!』
嗚呼、こうまで女はねちっこいと言うのか!!そうだ、女はねちっこい!陰湿なまでにねちっこい!!
そして1度、心を鷲掴みにしたかと思うと、2度とは!2度とは離れてはくれぬから厄介だ!!男を術なく愛し続けてしまう!!
それを知るが故に、ねちるのだ!故に離れず弄くり続けるのだ!!
一斧多砕流・鈍斧術にはその『執拗さ』があったッ!!
ー 奥の手、バネ仕掛けを用いて回避した!遂に!遂にギガント28号此処までかァー!!?
ま
だ
ま
だ
ァ
!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
百文字ィー!!
「両の手を大地に突きッ!両の手にて『逆立つ』のだ“ギガント”ッ!!」
「そうする事によって“鈍斧”を『皮一枚にて避ける事』が出来るッ!!」
「そして、ワシは捧ぐるッ!!
レスラーへの賛歌 16ッ! ビッグ・パパ・パンプと呼ばれた『スコット・スタイナー』へと、
この “ F R A N K E N ・ S T E I N E R ”をぉぉぉぉおおおおおおーーーーーッッ!!!
ッ
ッ
・『FRANKEN・STEINER(フランケン・シュタイナー)』
突っ込んでくる相手に対して、ジャンプしながら両足首あたりで相手頭部を挟み!
自分の頭を振り子の錘のように使って後方に倒れこみ、自らの脚力で相手の上半身を前のめりにさせ、
頭 部 を マ ッ ト に 強 打 さ せ る “ 荒 技 ” ッ ! !
ッ
ッ
「 『 両腕的超跳躍故似天空 ( ダ ブ ル ・ ア ー ム ・ ス プ リ ン ガ ー ) ! ! ! 』 」
ダッッッッッ ギュュュ ュ ユ ユウ ォ オ オ オ オ オ オ オ オオオオ オ オ オ オオオオ ーーーーーー ッッッッ!!!!
ー ギガントが跳び上がりッ!
巌鈍斧の顔面をッ!!
両の足首にて“挟み掴む”ッッ!!!
ッ
ッ
「 『 “ F R A N K E N ・ S T E I N E R ”で あ る ッ ッ ! ! 』 」
「 『 ヅゥうゥぉおおおぉぉォりィア ア ア あ ア 亞(ア) ーーーー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
ッ
ッ
グ ッ ッ ッ オオ オオオ オオ オ オ
オオオ オオ オ オ オ オ オ ー ー ー ッ ッ ! ! !
グワンギャングワンギャングワ ン ギ ャ ン ギ ャン ギ ャ ン ギャンギャンギャン
ギィィィィイイイキャァァァァアアアア ア ア ア ア ア ア ア アーーー ー ッ ッ ! ! ! !
ッ
ッ
全長50m同士の2機が組み合いッ!! 宙空状態から激しくも“落下”をするぅぅぅうううううううううううううううううううううううう!!!!
ッ
ッ
ド ” ッ ” ッ ” ッ ” グ” シ ” ャ ” ァ ” ア ” ア ” ア ” ア” ア ” ア ” ア ” ア ” ア ” ! ” ! ” ! ”
ッ
ッ
( “乾坤一擲”ィィィィイイイイイイ !
こ れ ま で の 劣 勢 を 全 て 取 り 返 す
レ ス ラ ー へ の 賛 歌“ そ の 1 6 ”が ッ !
地にッ! 地にッ! 地にッ! 地にッ! 叩 き つ け ら れ た ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ 〜 〜 〜 〜 ッ ッ ッ ! ! ! )
ーーーーーー
・・・続く。