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○時間軸・現在

 アメリカ合衆国 ー N.Y.総合科学センター研究所 22F




 ー ニューヨーク


アメリカ合衆国最大の都市であり、ロンドン、パリ、東京と並ぶ最高水準の世界都市である。
1776年から1790年まではアメリカ合衆国の首都であった。



 ー マンハッタン


アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市の地区名。
ハドソン川河口部の中洲であるマンハッタン島、あるいは、マンハッタン島が大部分を占めるマンハッタン区の事である。




 ・・・・そのマンハッタン島にある『 1 つ の 島 』 。




島全体が総合科学センター。

島全体が研究所。


 そう・・・。


 そ れ が 『  N . Y . 総 合 科 学 セ ン タ ー 研 究 所  』 で あ る 。




N.Y.総合科学センター研究所、22F。

航空ラボ(=ラボラトリー。訳は『研究室』)。

その一室・・。



車椅子に眼鏡。
細身で優しげな老人が、ノートパソコンに何やらプログラムを打ち込んでいる。


パソコン画面に表示されている画像は、飛行機・・?

否(いいや)。ロボット・・・。で、あろうか?


この老人。

航空工学の権威。
リック=マシスン博士、その人である。



『 航空工学の権威 ・ リック=マシスン 博士  』


 




作業を続けるマシスン博士。





  コンコン(ドア。ノック音。)




「リンジィかい?」






 

『 航空ラボの事務員  ・ リンジィ=ビンメル  』



コーヒーの差し入れだ。

リンジィから、コーヒーを受け取るマシスン博士。




 キュル キュル (博士が、車椅子で窓辺まで移動しようとすると・・・。)




「すまないねぇ。」

 キュル キュル キュル キュル (リンジィは、車椅子を押し、博士を窓辺まで連れていってあげた。)




窓辺から・・・。



空を見上げる、マシスン博士。




1903年12月17日。

ライト兄弟が、世界初の有人動力飛行に成功して以来・・。


希望と絶望。


破壊と再生を繰り返し、今も尚、この大空を舞台に飛び回り続ける人類の姿がある。




  スゥ・・・ッ (マシスン博士は目を細め、更に上空を見やる。)




宇宙。

宇宙最大最強の神聖国家・・・。


  『 ア ム ス テ ラ 神 聖 帝 国 軍 。 』


外銀河全域を支配する、超巨大宗教国家である。
何故、地球圏に侵攻を開始したか、その理由は依然謎・・・。


地球をはるかに超える科学力を保有しており。

巨大機動兵器群を投入し、世界各国の軍事拠点を集中的に制圧。


反面、一般人の居住区域などには一切攻撃を仕掛けず・・。

戦闘は最小限に抑える、クリーンな戦争を展開する国家性を見せている。




クリーンな戦争とは言え。

何時の時代も、戦争は悲しい。



其処にあるモノは、何時だって『狂気』であるからだ。

其処にあるモノは、何時だって『残酷』な出来事であるからだ。




   『 狂 気 』 。



   『 残 酷 』 。





その時。




    ジュ・・ッ! ( 博士の脳裏に、一人の人物(オトコ)が、浮かんで焼き付く・・っ! )





『 ヴィクター = 劉  』 ・ ・ ・ 。





サンフランシスコ。
チャイナタウンで生まれた、中国系アメリカ人。

あらゆる分野の学問に精通していた科学者である。


だが。

その『常軌を逸した研究』により、劉は学界の鼻つまみ者であった。



マシスン博士は、かつて、その『劉博士』と同じ大学の研究室に居た・・・。




  マシスン博士は、思い起こす。




 自らを『神』以上の存在であると、認識したかった『 彼 』を。


 あの時。それが過(あやま)ちである事を、彼に気づかせるべきだったと思う『 自責の念 』を。



 いいや。


 もう、取り返しのつかない事である。

 あれから何十年経った?


 栓の無き事。取り留めの無い事。

 思考の最後に・・・。


 マシスン博士は、声も無く呟いた・・・。



「常軌を逸した研究・・・。」



「主なモノで、言うなら・・・。」





    「  『  人 造 人 間 の 開 発  及 び 、 死 者 蘇 生 の 研 究 。  』  」





・・・・




○クロガネの賛歌・第3章 ー ギ ガ ン ト 破 壊 指 令  ー



 第 7 話  「 悪 魔 の 頭 脳 を 持 つ 科 学 者 」






・・・・



○時間軸・20数年前

 日本 ー とある部屋



沈んだ眸(ひとみ)を持った男であった。

恨み。辛み。憎しみ・・・様々な負の感情が入り混じった・・・。



  否(いいや)。



何もだ。

何も信じちゃいない『懐疑(かいぎ)』の眸(ひとみ)だ。

信じる者は、己一人と言う『独善(どくぜん)』の黒光りだ。



白のスーツと。

黒のマントの。


吸血鬼を思わせる、その風貌(ふうぼう)・・・。





『 ヴィクター = 劉  』 ・ ・ ・ 。




人呼んで・・・。




   『  D  r  .  劉  』 ・ ・ ・ っ 。




Dr.劉は、百文字を待ち続けていた、レディ・ミィラの部屋に現れた。


鮮血に塗れて・・。

レディの元へと帰って来た百文字を眺めた後・・・。


互いの言葉を必要としない、その空間へと『割り込んできたのだ。』




 パチ・・。  パチ・・。  パチ・・。  パチ・・・。 (Dr.劉は、生ぬるい速度で、手拍子を行い・・・。)





「クックックッ・・・・。」

抑揚の無い、気味が悪い、薄ら笑みの声を挙げる。




 ・・・・キッ!! (視線をドアに。 Dr.劉に向けた、レディに対し・・・。)



Dr.劉は。

挨拶も無く、レディ・ミィラに語り始めた。



「『人喰い大蛇』と戦い、生きて帰って来れるとはな。」



「だが、その傷。」


「もう元のような動きは出来まい。」



「大蛇のように『帰れる場所』が無い君達にとって、『それが何を意味するか』解らぬ訳ではあるまいね?」



Dr.劉は、レディを詰(なじ)る。

百文字の重傷を指摘する事により・・・。

彼女らに待ち受けるであろう、『残酷な運命』を示唆(しさ)する言葉を吐いた。


暗い眸(ひとみ)で。

薄気味悪い口調(ひびき)で。





レディは返答(こた)える。


「その通りだわ。」


「のっぴきがならない位に、耳が痛いお話。」


「けれどね。」


「『無礼』と言う行為に、値するんじゃあなくて?」


「人様の部屋に、ノックもせずに入り込むだなんてね・・・。」



    ー 悪魔の頭脳を持つ科学者・・・。



     『 D r . 劉  』 ・・ ・ ・ ・  っ !





恐怖(おそ)れる事無い、強い口調(いし)。

レディ・ミィラは、Dr.劉を責める。




対し・・・。


Dr.劉は・・・。



「クックックックッ・・・・。」


「クックックックックックックックックッ・・・・。」


また。

抑揚の無い。

気味の悪い、薄ら笑みの声を挙げた。



白のスーツと。

黒のマントの。


吸血鬼を思わせる、その風貌(ふうぼう)と相まって・・・。



織り成す怪奇、言うなれば『 死 神 』。



さながら。



  『死神博士』と、恐怖(おそ)れ、戦慄(おのの)いて、しまいそうになる・・・。


 『 怪奇な人間 ( Figure of fun ) 』そのモノであった・・・・ッ ッ 。





・・・・





「『無礼』とはずいぶんな物言いだ。」


Dr.劉は不愉快を口にする。



「何も断りも無く。」

「職務を放棄した『助手』だ。」



Dr.劉は、レディを詰(なじ)る。




「そうね。」

「今日は断りを入れなかったわね。」



レディ・ミィラは、サラリと返答(こた)えた。



「これで何度だ?」

「何度目だレディ?」



Dr.劉が、レディに詰め寄ると。



「初めてよ。」


レディ・ミィラは、素っ気も無く返答(こた)える。



「私が言いたい事は、そんな事で無いッ。」


Dr.劉は、声を荒げ。


そして、続ける。



「10年前。」


「私がアメリカから、この日本に赴任して以来・・・。」

「お前は私の助手として働いてきた。」



レディは返事(こた)える。



「あらゆる分野の学問に精通する科学者、Dr.劉。」

「自他共に厳しい研究姿勢により、助手は人を選んだ。」


「そして選ばれたのは、この私。」



Dr.劉は、続ける。



「左様。」

「お前もまた、あらゆる分野に精通をする科学者であるからな。」



「この日本と言う地は、魅力的であった。」


「『我等が組織』の傘下・・・。」

「『日本地下プロレス協会』は、定期的に『生きの良い素材』を提供してくれた。」



レディの返事。



「定期的に行われる死合は、必然的に『強靭な素材(肉体)』の宝庫。」


「貴方の研究・・。」


「『人造人間の開発』・・・。」


「及び、『死者蘇生の研究』に対し、うってつけの条件。」


「共に『 健康な肉体 』を目指す研究じゃあなく、『 強靭な肉体 』を目指す研究だものね。」



返事を受け取ると。

Dr.劉は、言葉に熱が帯びる。



「左様・・ッ。」

「その通りだ・・ッ。」


「数多(あまた)の肉体を、捏(こ)ねくりまわす事により、私の科学力を高みに達する・・・ッッ。」



そして、Dr.劉は、言葉に『熱が入る・・っっ』。




「だがな、レディッ!」



「お前はッ!」

「その男(百文字)が、死合う度に・・・ッッ!!!」


「私の元へと『 や っ て 来 な い ッ ッ ! ! ! 』 」




「素材(死合の敗者)が、送り込まれッ!」


「最も私がお前を必要とするッ!」



  「 『 そ の 時 に だ ッッッ ! ! ! 』 」



Dr.劉は、続けるッ!!



「これで何度だと、知っているかッ?」


「知っているのか、レディ・ミィラ・・・ッッ!!!」


「その男(百文字)の名と同じ数ッ!」




     「 『 1 0 0 度 目 だ 、 レ デ ィ ー ッ ッ ッ  ! ! ! !  』 」






憤(いきどお)るは、Dr.劉ッッ!!!


その息荒く、レディ・ミィラに捲(まく)し立てるッッッ!!!!




   ジィ・・・ッ(Dr.劉は、倒れ動かない『百文字』を眺め・・ッッ!!)



   クィィ・・ッ(そしてッ! 口端を吊り上げ、薄らに笑んだッッ!!!)






ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド





「だがな。」

「レディ・・・。」


「そんな無意味な休息も、今日で終わりだ・・・ッ。」



「その男(百文字)は、もう、終わりだからだ・・・ッッ。」




   クックックックック・・・・。(気味が悪い、薄ら笑みの声を挙げる劉。)




「レスラーの賛歌などと言う・・・ッ。」

「理に敵わぬプロレス殺法如きが、空手術の最高峰とも言える『大蛇流』に適うモノか・・・ッッ。」




   「その肉体・・・ッ!」



   「脳天から爪先まで、ボロボロの雑巾の如くに、形骸(けいがい)よ・・・・ッッ!!」





クッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!( Dr.劉は爆笑(わら)っている!! )




「レディ!」


「お前がッ!」


「この闇社会で『 生 き る 道 は 唯 一 つ ッ ! ! 』 」




  「  『  私 だ け の 助 手 ( モ ノ ) 』 に な る 事 だ ッ ッ ! ! !  」




「そしてッ!」


「そして、一刻も早くッ!」



「一刻も早く、『 組織連中 』に ・  ・ ・ ッ ! 」




   「 い い や 、 世 界 中 ッ ッ ! ! 」



   「 い い や 、 森 羅 万 象 ッ ッ ! ! 」




「 『  万 物 全 て に 、 思 い 知 ら せ て や る の だ ッ ッ  ! ! !  』  」




  「 こ れ が 私 だ ! 」



  「 こ れ が 私 の 科 学 力 だ ッ ! ! 」




「 神 以 上 の 存 在 ッ ! 」



「 悪 魔 の 頭 脳 を 持 つ 科 学 者 ッ ッ ! ! 」




     『  D  r  .  劉   』 、 そ の 人 で あ る と な ァ ァ ア ア ア ーーーー ッ ッ ! ! ! 」





「 ク ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ! ! ! 」





「 ク ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ッ ハ ァ ァ ア ア ア ア ー ー ーー ッッッ !!!!」




狂喜に狂気ッ!

Dr.劉の怪笑(わら)い声が、木霊するッッ!!!


それは独善の言葉だッ!


それは歪んだ思想だッッ!!


 正にッ!


『悪魔の頭脳を持つ科学者』のッ!!


 矜 持(きょうじ)ッ !  そ の モ ノ で あ る ッ ッ ! !




  だがッ!


  レディの返答は・・・ッッ!!



意外にも・・・ッ。


静かで・・。


とても穏やかな旋律(メロディ)ように・・・。



  心地良く、彼(劉)の『耳』に届き・・。


  そして・・・。



  聞き入らずには、『 居られない モノ で あ っ た ・ ・ ・ 。 』






レディは返答(こた)える。





「科学者として。」


「貴方の研究姿勢・・・。」


「それは『尊敬』に値するわ。Dr.劉。」




「人は。」


「社会。」


「大多数の人々から、非難や弾劾(だんがい)をされると。」


「どんなに『 それは違う 』。 」


「 『 正しいのは、私。 間違っているのはお前達だ 』と言おうと・・・。」


「心の奥底では、その行動を反省し・・・。」


「そして・・・。」


「その行動を、慎(つつし)むモノよ。」




「それが処世術と言うモノ。」


「出来ない人間(ひと)は、この世を渡ってはいけないモノ・・・。」



   レディは続行(つづ)ける。



「けれど貴方は・・・。」


「どんなに非難や弾劾(だんがい)を浴びようと。」


「『己を変える事をしなかった。』」



「研究の為になら・・。」


「こんな遠い島国にまでやってきて・・・。」



「昼夜も問わずに、それを行っている・・・ッ。」



  ・・・レディの言葉は。


   ・・静かで、力強い。



「誰もが、貴方を。」

「『狂気の科学者』であると、評して罵(ののし)るわ。」


「けれども。」

「私はそうは思わない。」


「貴方は貴方が、自分をそう評する様に・・・ッ。」



  「 『 悪魔の頭脳を持つ 科学者 』 よ ・・・・ ッッ 。 」




    「 『 悪魔は、 悪魔の価値観  を、持っている。 』 」




「例え、それが非人道的で・・・。」


「人から恨みを、買う様なモノであったとしても・・・ッ。」



「私は。」


「貴方に。」




    「 『 尊敬の念 』を、 抱 い て 止 ま な い  。 」




・・・。


静かで・・・。


強い返答であった。


Dr.劉は。


じぃ・・っと聞き続けている。


両眼は。


潤(うる)んでいる。




「でもね。」



レディは、続ける。




「Dr.劉・・・。」


「私は・・。」


「『貴方だけの助手(モノ)』にはなれない。」



「百文字(ハンドレッド)が死ぬ時は、この私も死す時よ。」




   「この『絆』は、決して私達を『 引 き 裂 け さ せ な い 。 』」



   「誰であろうと・・・。」


   「私達を踏み躙(にじ)る者は、『 許 さ れ な い ・ ・ ・ ッ 。 』 」





Dr.劉は。



「・・・・。」


「・・・・。」


「・・・・。」



聞いていた・・・。


今まで。


満面の笑みを浮かべて聞いていた。



誰もが。

誰もが。

誰もが、私を恐れ。


そして、私を煙たがっていた。



『情』など要らない。


『愛』など結構だ。



私は私だけが織りなせる・・・ッ!


この『科学力』が、あれば良いッッ!!



そう思い。

そして疑う事も無かった。



先の。

私だけの助手(モノ)になれと言う言葉も・・・。


それ以上の、意味などない。


私だけの。


『物』になれば良かった。


ただそれだけの。


『事』であったのだ。



   なのに・・・。


   この女性(レディ)は・・・。



 『何とも力強い。』 『何とも暖かな言葉を、語りかけてくれたのであろう。』




嬉しかった・・・・ッッ!!



初めて覚える『熱い感情(おもい)』であった・・ッッ!!!




   『だのに。』



   『この。』



   『顔面が崩れゆくような、強い感情は何だ?』



   『ただ。』



   『誰もが、そうしたように・・・。』



   『私を、否定しただけでは無いか。』




   『相手が、どんなに言葉を取り繕うとも。』



   『何時もの。』



   『当たり前の結果が。』



   『其処にあった、 だ け で は な い か ・・・・・ ッ ッ ッ 。』




   『だのに。』



   『だのに。』



   『だのに。』 『だのに。』 『だのに。』



   『だのに。』 『だのに。』 『だのに。』 『だのに。』



   『だのに。』 『だのに。』 『だのに。』 『だのに。』 『だのに。』



   『だのに。』 『だのに。』 『だのに。』 『だのに。』 『だのに。』 『だのに・・・ッ!!』






ギィィィィイイイイイウゥゥウウウウィイィイィイィイイイインンンン!!!! (Dr.劉は、クシャクッシャになった顔の『眼尻を吊り上げたッッ!!!』)







       「  『  出  で  よ  ッッッッ ! ! ! ! !  』  」





       「  『  メ タ リ ッ ク ・ サ ン キ ス ト ォォォオオオオオオオオオオオオオーーーーーーッッッ!!!!  』 」






Dr.劉がッ!

怒号を挙げるッッ!!



続け様ッッ!!!




  「 『 キィィィス キ ス キ ス ッ ! ! ! !  』 」



  「 『 サ  ン  キ  ス  ト ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オオオオオオオーーーーー ッッッ ! ! ! !  』  」





電子音の如きッ!!


ピコピコとした音声が響き渡るッッ!!




 ガチャン! (機械音がした!)



 ガッチャン!! (歩行をしている、機械音だ!!)




そうッ!

それは、機械仕掛けの人形ッ!



 ガッチャン!! ( 死者蘇生原理、解明の一貫としてッッ!! )




         『故マスク・ド・サンキスト』のデータを埋め込んだッ!!


         『 アンドロイド 』が、そ の 機 械 人 形 ッ ッ ! ! !




 ガッチュァーンッッ!!! ( Dr.劉はッッ!!! )



ガ ッ チュァァ ー ン ッッ!!!( 部屋の外に、待機させて置いたッ!! )




ヴ ァヴ ァァ ァ ァ ア アンンン !!! (『 メ タ リ ッ ク ・ サ ン キ ス ト 』を呼び寄せたぁぁああああーーーッッ!!! )





    「 『 キ ス ト  キ ス ト  キ ィ ィ ィ ス ト ッ ッ ッ ! ! ! ! 』 」(吼えるッ! メタリック・サンキストッッ!!!)





   そしてッ!


   Dr.劉はッッ!!




     ーーーーー メ タ リ ッ ク ・ サ ン キ ス ト に、 命 令 を 下 す ッ ッ ! ! !





「 殺 せ ッ ッ ! ! ! 」


「 メ タ リ ッ ク ・ サ ン キ ス ト ッ ッ ッ ッ ! ! ! ! ! 」




   「 忌 ま わ し き 『 愛 』 と 言 う 名 の ッ ! ! 」




  「 『  墓  標  』 を 、 立 て る の だ ァ ァ ア ア ア ア ア ー ー ーー  ッ ッ ッ ! ! ! 」





  レディ・ミィラの殺害を命じたァーッッ!!!!






  「 『  サ ン !  キ ス !  ト ォ  ー ッッッ ! ! ! (  ア イ !  ア イ !  サ ァ ー ッッッ ! ! ! ) 』 」





  ピコピコ音声にてッ!


  答えるサンキストッッ!!



 メタリック・サンキストは、いきり立つッッッ!!!




「コレカラッ!!」



「『 ブッコロ死 』ヲ、シチャウカラネネ ネ ネ ェ ェ ェ ェエ エ エ エ エ ン ン ! ! 」




「トッテモ 『 果実的(フルーティー) 』ニ、 サ サ サ サ ァ ァ ァ ァ ア  アア ア ア アアアア ア ン ン  ンン ッッッ ! ! ! 」




  ピコピコ音声、サンキストッ!!


  殺せと言われりゃ、親をも殺すッッ!!



   それを聞いたレディ・ミィラはッッ!!!


   如何打破する、レディのミィラ・・・ッッ!!!?





ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ




 レディは・・・ッ!


 メタリック・サンキストを・・・ッッ!!



 否(いいや)・・!



     Dr.劉を、見据えてッ!



    『 こ う 言 い 放 っ た ・・・ ッ ッ ! ! ! 』




「貴方の『科学力』がッ!」


「私達が持つ『絆』にッ、

 土足で、踏み込んで 来るのなら ッ ッ ! ! 」



  「 『 私は、全てを投げうってでもッ、


      その 科 学 力 を、 打 ち 砕 か ね ば な ら な い ッ ッ ! ! ! 』 」





   ス・・・ゥ。(レディがッ)



       ゥ。(倒れる百文字に ソ っ と 触 れ る と ・ ・ ・ ッ ッ 。 )




    ボゥ・・・ッ(微かに。)



         ッ(ほんの微かに、数 瞬 発 光 ・・・ッッ。)





  ーーー そして、レディは『こう言い放つッッ!!!』




「起きなさいッ!」


「百文字(ハンドレッド)ッッ!!!」



「誰であろうと・・・ッッ!!」



  「 『  私達を、踏み躙(にじ)る者は、 許 さ れ な い ッ ッ ッ ! ! ! 』 」







Dr.劉は、息も荒げてッ!


「フン!何を馬鹿な事をッ!!」


「ジ・ハンドレッド重傷だッ!!」


「立ち上がれる訳など・・・ッ!


    あ  る  モ  ノ  か ァ ァ ア ア ア ア ー ッ ッ ! ! !  」






          「 『 ッ ッ ! 』 」




          「 『 な ッ ! 』 」



          「 『 な ァ ア ア ア ア ア ーーーー ! ? 』 」





Dr.劉は、驚愕(きょうがく)、慄(おのの)くッッ!!!






ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド





    ズ・・・・ッ!(百文字がッ!)


    ズズ・・・ズッ!!(ゆらりとッ!)


      ズ・・ズズズ・・・ズッッ!!(ゆらりと立ち上がるッッ!!!)





太くも言い放つは、百文字・・・ッッ!!!



「人使いの・・・。」

「荒いモノだ。」



「だが・・・ッ。」



「踏み躙(にじ)る者を、許さぬのは・・・ッ。」



   「『このワシとて、 同 じ 事 ・・・ ッ ッ ! !  』 」



「レディ・・・ッ。」


「お前が死す時は・・・ッッ!!」




   「 『 こ の ワ シ も ま た 、 死 す 時 で あ る ・ ・ ・ ッ ! ! 』 」




  ーーー そして、百文字は『こう言い放つッッ!!!』




   「 今 再 び ッ ッ !


   「 冥 土 へ と 、 送 り 帰 し て や ろ う ッ ッ ! !


   『  メ  タ  リ  ッ  ク  ・  サ  ン  キ  ス  ト  ッ  ッ  ッ  !  !  !  』  」




  「 地 下 プ ロ レ ス が、『 絶 対 王 者 』 ・ ・ ・ ッ ッ ッ ! ! ! 」




   「 『 ワ シ が ッ ! !



       ジ  ・  ハ  ン  ド  レ  ッ  ド  で  あ  る  ッ ッ ッ  ! ! ! !  』 」






血だらけ鮮血、絶対王者・・ッ。

流るる、その流血(ち)を拭いもせずに・・・ッ。



   叫 ん で 吼 え た ッ 、 決  戦  こ の 時  ・ ・ ・ ッ ッ ! ! !



 今 ぞ 戦 え ・ ・ ・ ッ ッ ! ! !




『  耐  撃  の  百  文  字  ィ ィ ィ イイ イ イ イイ イ イ イ イ イ イ イイイイ イ イ イ イ ッッッッッ!!!!!! 』






ーーーーーー





 ・・・続く。