・アフリカ大陸南部 『 ー 秘密組織QX団 ・ 本部 ・ 基地内  大  講  堂  ー  』



侵入者(デスロイド)は、歩を進める。
侵入者(デスロイド)は、大講堂に足を踏み入れる。

大講堂・・・。
QX団が総統『Queen X(クイーン・エックス)』の大声(たいせい)にて、全隊員への『号令』を主旨とする、その場、故・・・ッ。

広大ッ!
高大ッ!!

遮(さえぎ)るモノ何も無しッッ!!

本日この時ィーッッ!!
戦闘するには、うってつけの場だァーッッ!!


侵入者(デスロイド)は、歩を止めるッ!
侵入者(デスロイド)は、視認をしたッ!!


己(お)のが目前、凛と佇む『長身の男』ッッ!!
口髭を蓄えッ! その両目に携(たずさ)われる『ダブル・スコープ』はッッ!!!

ぶっちゃっけ言って『 視 姦 を 連 想 』ッッ!!

『エロティズム』と『ダンディズム』に満ちあふれたァーッッ!!

『 両 の 眼 ( ま な こ ) にて、 射 抜 く は 、 敵 者 よ  侵 入 者( デ ス ロ イ ド ) 』 ォ ー ッ ッ ! !


そして、その男はこう言い放つッッ!!!



「 小生の名は 邪曲家(ダークフーゴー)!! 」


「 先に貴様が討ち倒した、両名(=マハン、ダグラス)の無念を晴らすべくッッ!! 」

「 そして許されざるは、本部が侵入! 大罪大罰で持って、購(あがなわ)せる『 そ の 為 に ッ ッ ! ! 』 」


「 『ラメンタービレ(悲壮的)』な目に合わせてやると、此処に宣言をするぞ、


   こぉ ぉ お お お お の 


   ク  サ  レ  侵  入  者  ぁ ぁああ あ  ” 我( ガ ) ” ァァァ アア ア ア ―――― ― ― ッ ッ ッ ! ! !  」




 ボ ン ッッ!!! ( そう言い放つと邪曲家(フーゴー)の服が 爆 ぜ た ァ ー ッッ!!! )



其処に露わになった 邪 曲 家 ( フ ー ゴ ー ) が 体 躯 と は ッ ッ ! ! !



  ー 筋 肉 は 弦 ッ !


  ー 牙 は 鍵 盤 ッ ッ !


  ー 燃 え る 瞳 は ダ ブ ル ・ ス コ ー プ ッ ッ ! !



     そ う ッ !


     こ れ ぞ 、 人 呼 ん で 『 邪 曲 家 ( エ ビ ル ・ ソ ン グ ・ ラ イ タ ー ) 』 ッ ッ ッ ! ! !



     サ イ ボ ー グ ・ オ ー ケ ス ト ラ 、



    『 ダ ァ 』 ァ ァ ァ ア ア 『 ク 』 ・ 『 フ ゥ 』ゥ ウ ウ ウ ウ 『 ゴ ォ 』ォ オ オ オ  の ォ ー ッ ッ ! !






「 『  小 ォォ ォ オ オ オ オ オ オ オ 生 が 、




     作 ッ ッ ッ ッ 曲 し た   曲  を 聴 け ェェ ェ エ エ エ エエエエエ エ エ ― ― ― ッ ッ ッ ! ! !  』  」







     オ ” ォ ” ォ ” ォ ” オ ” ス ” ゥ ”ト ”





                リ”ィ” ィ”ア” の” ぉ” 『  作  ”  曲 ” 』 は” ァ”






       『  世  ” 界  ”  一  ” 』 ィ ” ィ”ィ”ィ”イ”イ” イ ” イ ” ィ ” イ ” ィ ”






                 ィ ” イ ” イ ” ィ”イ”イ”ィ” ― ”―  ” ― ” ― ” ― ” ッ ッ ! ! !




                        ・
                        ・
                        ・
                        ・

                        ・

                        ・


                        ・





・・・・




○クロガネの賛歌・第3章


 ー ギ ガ ン ト 破 壊 指 令  ー  激 闘 ! サ イ ボ ー グ 編



  第20話「  邪 曲 ・ 蒼 い 運 命 の 鎮 魂 歌 ッ ッ ! ! 」





・・・・







     ド ” バ ” バ ” バ ” ァ ” バ ” バ ”バ ”





                ブ”ゥ” ア”ア” ア” ル”  カ” ン” ド” バ”






         バ ” バ ” バ ” バ ” ァ”バ”ァ”バ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”






                 ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン  ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !






     撃ったァーッッ!!!


     侵入者(デスロイド)が、撃ちては放つぅぅううううーーーーッッ!!!


     五指がバルカン


     五指がバルカン五指がバルカン


     五指がバルカン五指がバルカン五指がバルカン



     撃つ!撃つ!!撃つ!!!


   『 撃 ち ま く る ! ! ! 』




 ー 侵入者(デスロイド)は、こう判断をしたッ!



   邪曲家(ダークフーゴー)と名乗る男。


   その体躯を後方に反り返らせ、両の手を開かせ、

   己が信念を『言い放つ』為だけに『 特 化 』をした、 先 の 発 声 ッ ! !



   その体勢にて、この『五指のバルカン』、 回 避 に 出 来 る 術 は 無 し !


   故 に 『 撃 つ 』 。


   おそらくは、これにて『 終(しま)い 』である。と。





 ドバッババ バ バ バ バ ! ! ! ( 飛ぶゥ!飛ぶゥ! )



 ドバッババ バ バ バ バ ! ! ! ( 弾丸は飛びて、邪曲家(フーゴー)を狙い撃つゥウウウウーッッ!! )



 バ バ バ バ バ ァ ア ア ! ! ( 嗚呼、無情! 無数なるは弾丸乱飛、邪曲家(フーゴー)の体躯を穿ち、見るも無残な姿へと・・・ッッ!!! )





     ー  否(い) ぃぃぃいいいいい い い い  い  無(な) ぁぁぁああああ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! !







ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド




邪曲家(フーゴー)は、徐々にも関節を浅く曲げ『奇妙なポーズ』を取りながら『 こ う 言 う ! 』


「聴いたか?」
「聴こえたハズであるな。」

「こ れ が 邪 曲 で あ る 。」


「これは『狂想曲・水の剣士』・・・ッッ!!」


「そこから放たれる『怪音波』は敵も味方も問わずして、半径10メートル以内の物質を、

『 音 撃 し て  破  壊  す る の だ  、 正 に ブ ロ ン ク ス  ッ ッ ! ! !   』  」



「 貴 様 が 撃ち出した弾丸は 『 音撃破壊 』をされ 『 塵(ちり) 』と化したッッ!! 」


「 もう一度言おうッッ!! 


『 オ ー ス ト リ ア の 作 曲 は  世  界  一  イイイ イ イイ イ ィ ィ ィ ィ ィィィィィ―――ッッ ッ ! ! !  』  」



 ヴ ァ ー ン ! !  ( 邪曲家(フーゴー)は、体を反り返らせ、右人差し指を突き出す『ポーズ』を取るッッ!! )



  ー 事実、放たれた弾丸は!!


  ー 今も、『邪曲家(フーゴー)』に届く事無くッ!!



    散りては霧散する! 散りては霧散する! 散りては霧散を、し続けるゥゥウウウウ ウ ウ ウ ! ! !




弾丸を撃ち続けながら、侵入者(デスロイド)はこう判断をする。



 ー 先に始末をした、企業戦機(モビルスーツ)ジャック・ダグラスは・・・。


 ー『派手』を装い、その実、技術に裏付けをされた、リアリズムに溢れる攻撃を仕掛けて来たが・・・。


   この邪曲家(ダークフーゴー)と言う男の場合(ケース)、『派手そのモノ』を攻撃に転化をさせる『宇宙でも稀有な 攻 撃 方 法 を仕掛けてくる』。と。



 ー『あの奇妙なポーズ』を取る事により、弦と鍵盤とが音鳴らされ『 破 壊 的 空 間 』を発生させる。


   効率や有益と言った『 戦闘に置いて最優先すべき 事 柄 を排除した、狂気に満ちた 攻 撃 方 法 』・・・。


   読み辛い(ノー・データ)。


   先の両名(=マハン、ダグラス)と比べ、総合力は遥かに劣るが、おおよそ数値では表わす事の出来ない『 戦闘能力 』を持つ 戦 士 である。と。



開いた右の手にて、顔半分を覆い隠しながら、を邪曲家(フーゴー)がこう言う。


「分析をしておるな?」
「だが、それは叶わぬ話だ、マーヌケィーッッ!!」

「如何に貴様が戦闘能力に優れようが!仮に貴様が大作曲家であろうが!!」


「小生が生み出すこの狂想曲は、世界でたった一つ弾き語られる 唯一無二の『 邪 曲 』であぁぁああああるッッ!!」


「故に読めぬッ! 故に語れぬッ!!


 続けるぞ、侵んん入ぅぅうううう者ァァァアアアアア―――――・・・・『非想曲・鼠捕りの末路』ッッ!!! 」



 ヴ ァ ー ン ! !  ( 邪曲家(フーゴー)は左肘を90度に曲げ、その左指先を、額に付き立てる『ポーズ』を取ったッッ!! )




 ギ ャ ッッ ッ ァ ァァアアアアアォォオオ オ オ オオオオ オオ オ オ ン ン  ! ! ! ( 放たれるは 怪 音 波 ァ ー ッ ! ! )




読み辛い(ノー・データ)。

侵入者(デスロイド)は再び、そう判断をした。





・・・・




教授(EEE)は視認をしている。
教授(エロイ・エチャノバ・アイザック)は、この戦闘を『こう分析をしている』。


  ー 侵入者の攻撃は・・・。

    五指のバルカン。右手。左手・・。


    撃ち過ぎず、近付け過ぎず。


    邪曲家(フーゴー)さんを、値踏みするかの様な攻撃をし続けている。



  ー 一見して、科学(フィフティー・フィフティー)。

    しかし、優勢に進めていた企業戦機(ダグラス)さんは、類似した状態からひっくり返され『そして死んだ。』

    未知の科学力。あれだけの科学(キャパシティ)を誇る侵入者だ。

    決して楽観視は出来ない。それは事実だろう。



  ー とは言え・・・。

   『攻めあぐねている』。これもおそらく『事実』であろう。



  ー 音波を武器とする攻撃方法は数あれど『科学(JOJO立ち)』を起因とする『 絶対無比の破壊空間 』を生みだす音撃だなんて、

    世界の誰であろうと 予 測 す る 事 が 出 来 な い 『 攻 撃 方 法 』だ 。


    楽観視は出来ない。だが科学(アドバンテージ)が無い訳ではない。

    己(オレ)は、そう分析をする。


    そして・・・!



・・・ィィィイイイイイン ( 教授(EEE)は、シナプス・アイ・透視能力を発動させる。 )




  ー 見える!見えるぞ!!

    科学(モザイク)がかかり、隅から隅まで余す事無く見えると言う訳にはいかないモノも・・・!!

   (これも未知の科学力の所為か?こんな現象は類を見ない。)



    今更言うまでも無い事ではあるが、やはり侵入者は『サイボーグ』・・・!!

    内蔵されている機械類。骨格。これまでの科学(バトル)と科学(モーション)を照らし合わせた結果、その通りであると断言が出来る!!



  ー 脚部に細かな『傷』を負っている・・・!

    電磁フィールドによる一撃焼死をさせた為、圧倒的な差があるとばかり思っていたが、

    戦闘中、企業戦機(ダグラス)さんがそう言った様に『頑強な体躯を保有しているが、関節部まではそうではない』のだろう。


    柔装甲(ジェルメイル)+企業戦機(モビルスーツ)の連続蹴撃。

    更には柔装甲(ジェルメイル)一点集中における、左下段の廻し蹴り・・・。


    損傷は確実に与えている。


    内部破壊を旨とする、己(オレ)の『振動衝撃波』ならば、確実に『科学(ダメィジ)』を与える事が出来るだろう。


  ー 科学(ウィークポイント)は、下段廻し蹴りを被弾した『 右 の 膝 』。

    そして企業戦機(ダグラス)さんが、トドメにと狙いを定めた『 延 髄 部 位 』。


    己(オレ)が仕留めるならば『延髄部位』。

    邪曲家(フーゴー)さんが仕留めるなら『右の膝』。


    そのどちらかを狙えば良い。


  ー 戦況は依然変わらないまま・・・。

    長引けば長引く程、攻撃し続ける邪曲家(フーゴー)さんが不利になっていく。


    故に、機を逸脱してはならない・・!


    針の穴を通すと言うより難く、それは『針の穴の先に居る科学(ターゲット)を射抜く』か如くに 難 解 極 ま り な い 話 ではあるモノも・・!!


    必 ず 勝 機 は あ る ハ ズ だ ! !



    己(オレ)は見続ける。この科学(シナプス・アイ)で!


    己(オレ)は見極める。己(オレ)は教授(シナプス・アイ)だ!!



    ・
    ・
    ・

    ・

    ・

    ・



「(――ッッ!!!)」



その時、教授(EEE)は、驚愕を覚えるッッ!!



「(何だあの科学(ムーヴメント)はッッ!!?)」


「(何をする気ですか、邪曲家(フーゴー)さん――ッッ!!?)」



見た事の無い『その動き』ッ! 始めて目撃をする『そのポゥズ』ッッ!!


そして、教授(EEE)は『ハッ!』とするゥーッッ!!!




    (  何 が あ ろ う と も 、 守 り 切 っ て や る !


       有 ぁ ぁ あ り 難 く 思え ぇ ー い !


       被 ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ ぶ り キ ャ ラ め よ ォォ オ オ オ オオ オ ― ― ― ッ ッ ! ! ! !  )




「(まさか、邪曲家(フーゴー)さんッッ!!!


  貴 方 、 死 ぬ 気 じ ゃ あ あ あ あ あ あ あ ―― ― ッ ッ ! ! ? ) 」




教授(EEE)の声無き絶叫ッ!!

更にもポゥズを極めるのはァーッ!

邪曲を織りなす『邪曲家(ダークフーゴー)ッ!!』 難解なるは『JOJO立ち無双ッッ!!』


そして邪曲家(フーゴー)、『 最 後 の 邪 曲 が ぁ ぁ あああああああ あ あ あ あ あ ! ! ! ! 』 




ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ




「 『  レ ヴ ェ ル   1 ( ワ ン )  ッ ッ ! ! !  』  」


「 『  レ ヴ ェ ル   2 ( ト ゥ )  ッ ッ ! ! !  』  」


「 『  レ ヴ ェ ル   3 ( スリー )  ッ ッ ! ! !  』  」



「 『  レ ヴ ェ ル   4 ( フォー )  ッ ッ ! ! !  』  」



  次々と!

  矢継ぎ早に、難度の高い『JOJO立ち』を行う、邪曲家(ダークフーゴー)ッッ!!



「 『  更 に も 音 域 を 広 げ る ぞ 、


     レ ヴ ェ ル   5 ( ファアアア ー ィ ブ )  ッ ッ ! ! !  』  」




 ヴ ァ ヴ ァァアア ア ー ン ! ( 両股を開き、右肩を上げた状態で、鼻筋へと左手人差し指を合わせるポーズを取る邪曲家(ダークフーゴー)ッ!! )



 奇妙なッ!


 徐々にも奇妙なッッ!!


 JOJOにも奇妙なポォズを取るその度にッッ!!




    ギャアァァ ァ ア アア ー ー ン ! ! !  ( 音域は更にもと、広がりを持つッッ!! )




    ギャギャァ ァ ア アア ー ー ン ! ! !  ( 絢爛にも豪華にッ! 奇妙にも邪曲はッッ!! )





 ドッ ッ ギャ ギ ャギ ャ ギ ャァ  ァァ ァ ア ァ アア ァァアア ア ア ア アア ア ア ー ー ン ンン ン ン  ! ! !  




         ー 強 く ! 激 し く ! 美 し く ! !



         ー 織りなす音音(おとおと)、高らかにッ!



         ー 音色は深くも染み渡りッ! 伴う破壊は、瞬撃『芥(あくた)』ッ!!




           それは、邪曲家(フーゴー)の体躯も、同 じ く を  意  味  し ・・ ・ ・ ッ ッ ! ! !




      ピ キ ィ ー !        ( 破 滅 の 音 が す る ッ ! ! )



      ピ キ ピ キ ィ ー !    ( 邪曲家(フーゴー)の体の、アチコチから! アチコチからッ! )


      ピ キ ピ キ ピ キィ ー ! ( 顔面がヒビ割れ、爪先から塵と化していく、その様は・・・ッッ!! )




         ー 誰の目にも、はっきりとソレと理解(わか)る


               死 に ゆ く は 破 壊 。


               絶 え 入 る は 破 滅 。



                 ー だが、驚かしい事にも。



         ー 霧散し続ける体躯にし、優美なるはその『音音(おとおと)』、一切損なわれる事無くにもて!



         ー ピキピキと不協する、破滅音もまた、『 組曲の一つ 』して、和として成り立つ『 不 和 音 の 不 協 ッ ッ ! ! 』



               そ う !


               こ れ が 邪 曲 だ ッ !



               こ れ が 邪 曲 で あ る の だ ッ ! !




         ー 己が身を『サイボーグ化』させ!



         ー その事柄により、真なるは『音色』!



         ー『己の体を通して出る、 怪 音 怪 波 』を手に入れた!!


           邪 曲 家 ・ ダ ァァァ ク フ ゥゥウウ ウ ゴ ォオオ オ ー  の ォォ ォ オオ オ オ オ ー ッ ッ ! !




「 『  下 準 備 は 整 っ た ぞ ッ !


     レ ヴ ェ ル   1 0 ( テェェェエエ エ エ エ ン ン  )  ッ ッ ! ! !  』  」




ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド



教授(EEE)は回避体勢を取る。

『今居るこの場』と言えど、科学(セーフティ・ゾーン)とは言い難い『 のっぴきならない 邪 曲 の 凄 味 ・・・ ッッ ! ! ! 』


高速移動は出来ない為、完全なる回避は難しいが、遮る『物質』が『防壁』となる。

身を隠し、防御体勢を取るのなら『あるいは無傷に・・・!!』


・・・・。


否(いいや)。

髪一つの程の短い思考。


教授(EEE)はそれを『止める』。


『機を逸脱してはならない』と言う事。


そうする事で『忍び寄る好機』が失われる事を嫌った。


故に教授(EEE)は『動かなかった』。


変わらぬ姿勢で、『その様を見続けた』のだ。





侵入者(デスロイド)は変わらず『五指のバルカン』で牽制をし続ける!

右手で!左手で!! 更にも奇妙なポォズを取り、難度に高し『JOJO立ちムゥブ』を行い続ける『邪曲家(フーゴー)』を目にしても!


変わらず!

変わらず!!

変わらず、牽制をし続ける!!!



三者も三様ゥーッッ!!!


さあさあ、いよいよもって、『 邪 曲 は 最 終 楽 章 ッ ! 』



 そして、邪曲家・ダークフーゴーは『眠っちまいそうな、のろい動き』にて、直立不動の状態のまま『 跳 躍 浮 揚 』を 始 動 に 開 始 ィ ー ッ ! !




      ー ヒントは『イタリアン・マフィア』であーる!


        刀を左手で逆手に抜く、独特の技法にて斬撃を行う、


      『 裏 影 理 流 』の達人、『 ジ ョ ゼ フ ・ コ ス テ ロ 』の奥義を垣間見た事により、この 邪 曲 の 発 想 を 得 た !



        それは、おおよそ『 人智では及びもつかぬ 』、『 か か っ た な ア ホ が 』とでも言わざるを得ない『 不 合 理 な 剣 撃 』。



        だが、まるで『音声拡大機(スピーカー)』のように、両の脚を広げる動作は、小生にして『 渇 望 ッ ! 』



        0.9999999999・・・・に、最後の『01』を加るるが如く!!


        この『 最 後 の 邪 曲 』を想いも立ち、 完 成 す る に 至 っ た の で あ ぁ ー る ッ ッ ! ! !





    「 『 名 付 け て ッ !


        極 死 曲 ・ 雷 響 十 字 空 烈 破 音 ( ライトニング・ボルト・ クロステッド ・ ア タ ァ ー ッ ク ! ! )




        生死の境目を、行きては渡る『生き死に』こそ、『 人 間 の 本 質 』があるとするならば!


       『 死にゆく邪曲 』こそ 、 完 遂 に 相 応 し い ィィ ィ イ イイ イ イ イ イ ―― ―― ― ―  ッ ッ ! !  』 」




「 『 聴 け ぇ ぇぇえええええええ え え え え え ええ え え え え え え ええ  い い い い ―― ― ― ! ! ! ! !


    こぉぉぉおおおおおれが、 小ゥッ生ェーイ  の 『 生 ・ き ・ 様 ァ  』ァァァ ァ ァアアアア ア アアアア ―― ― ! ! ! 』 」






         ー  ”怒(ド)”ッッ ッ ヒ ャァ ァァ ア ア ア ア  ”音(ォ)” ン ン ン ン ン ! ! ! ! !





               開 い た ァァ ァ ア アアア ア ア アアアアアアア ア ア ア ア ア ! ! ! ! !


               大 花 大 輪 ッ ッ ! ! !




               美しくも『優美』ッ!


               溢るるは『生命の営み』ッ!!



               股関節の稼働を最大限、広がるよ、コンニチワ、突き出すは射出塔、



               その動作に連動をし、『邪曲』は! 『怪音怪波』はッッ!!



               過去類が無い程の『 音響音壊 』を見せ、更にも強く!更にも激しく!!




              『グランディオーソ(壮大)』なるぞ、『 広 大 響 撃 』を魅せェェェェエエ エ エ エ エ エ ! ! ! !





「 『 そっっっ死(し)て、聴っっっけぇぇぇええええ い え い え い え え い い い い ―― ― ― ! ! ! ! ! 


    こぉぉぉおおおお雄(オ)れがッ!


   ”小”ゥゥウウウウ ッ ”生” ェ ーイ  の ォォ オ オ オ オお オ お ォ おおおおおお ― ― ! ! ! !



   ” 死 ・ に ・ 様 ァ ”であぁぁぁァァ ァ ァアアあアアあ ア アアああアアあああ ”屡(る)”ゥゥゥウウウウウ ―― ― ! ! ! 』 」







     オ ” ォ ” ォ ” ォ ” オ ” ス ” ゥ ”ト ”





               リ”ィ” ィ”ア” の” ぉ” 『  作  ”  曲  ”  力  ” 』 は” ァ”






       『  世  ” 界  ”  一  ” 』 ィ ” ィ”ィ”ィ”イ”イ” イ ” イ ” ィ ” イ ” ィ ”






                ィ ” イ ” イ ” ィ”イ”イ”ィ” ― ”―  ” ― ” ― ” ― ” ― ” ッ ッ ! ! !








 ーーー 開いた両の脚(あ)、十字に切るッ!


  ーーー それ即ちは『音波の結合』!!


   ーーー レヴェル1、レヴェル2と、『音発』と共に『蓄音に蓄音』を重ねた『 怪音怪波 』はッ!



  ーーー 両の脚を広げる事により、『 一 点 に 集 中 』 ッ ! !


  ーーー そして両の脚(あ)を十字に切る事により、『 最 終 楽 章 、 相 成 り ご 披 露 』 ッ ! !




    ーーーーー→  そうッ! これが『 極死曲・雷響十字空烈破音(ライトニング・ボルト・クロステッド・アタァーック)!!! ! ! ! 』




      半径20メートルの『全てを破壊』し尽くす『死と引き換え』の



      ど メ ガ ン テ ・ ミ ュ ー ジ ッ ク で 、あぁ ぁ あ あ あああ ああ あ あ  る ゥゥウウ ウ ウ ウウ ッッッ ! ! !






                     ・


                       ・
                   ・


                      ・


                    ・



                     ・


                     ・

                     ・


                     ・



                     だ



                     が



                     !





              だ が 、そ の 邪 曲 は 、 弾 き 語 ら れ る 事 が 無 か っ た の で あ る !



              何 故 な ら っ ! !



              何 故 な ら 、 そ れ は っ ! !




                     ッ



                     ッ



                     !



                     !




ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



侵入者(デスロイド)は、ずぅっと『観察』し続けていた。


奇妙なポゥズを起因とする『破壊的空間』の発生。『怪音と怪波』。

だが、如何に奇妙な攻撃方法であろうと『 分析 』をし、理解をする事は『 不可能 』に 非 ず 。

そして侵入者(デスロイド)は、『牽制』をし続ける事で、こう『 分 析 』をした・・・ッ!!


   ー 『あの奇妙なポーズ』を取る事により、弦と鍵盤とが音鳴らされ『 怪 音 波 が 発 生 』。


     『怪音波』は『破壊』を伴う。邪曲家(フーゴー)を軸とした『半径10メートル』の『 破 壊 的 空 間 』で あ る 。


      事実である。実体験である。


      しかしそれでは『答えは半分』・・・。



   ー 弦と鍵盤とが『音鳴る事』。


     発生された『怪音波』は『破壊を伴う事』。


     ・・・・それだけの事で、あれだけの破壊力を生み出す事が『出来るであろうか?』



   ー 答えは『否』であると、侵入者(デスロイド)は踏んだのであるッ!!





       ――ッ !   ( 邪曲家(フーゴー)が、両脚で十字を切る、その直前ッッ!!! )



       ガ シ ッ ! ( 侵入者(デスロイド)は、右の手で、己の『左前腕部』を掴んだッッ!!! )


       ガシュォッ ! ( 外れるッ!『左前腕部』が外れるッッ!! 肘から下が外れ、露わになるは『 そ の 形 状 』ッッ!!! )





  ヴァァ ア ア ア ア ア  ン  ン  ! ! ! ( 言うなれば『 ロ イ ド ガ ン 』、『 エ ネ ル ギ ー の 熱 線 銃 ゥ ッ ! ! 』 )



そして、侵入者(デスロイド)は、こう言い放つッ!!


「音撃増幅装置『 腹 部 』 と 断 定 ッ ! ! 」



「 『  排  除  す  る  ッ ッ ッ ッ ! ! ! !  』 」




       ・・・ ・ ・ ・  ――――――― ― ― ―  ” 架 ( カ )” ッ ッ ! ! !




              ー  銃口煌めく、その次、 幕 間 ・・ ・ ・ ッ ッ ! ! ! ! 






     ゴ ” ッ ” ッ ” ツ ” ッ ” ッ ” ッ ”ツ ”





                ヴ”ァ” ヴ”ゥ” ア” ァ”  ア” ア” ァ” ア”






         ヴ ” ァ ” ヴ ” ァ ” ア”ァ”ア”ン”ァ” ア ” ァ ” ア ” ン ” ン ”






                 ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン  ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !





 ーーー 撃ち出されるは『エネルギーの弾丸ッッ!!』


  ーーー ドッチボール大の『大砲弾丸ッ!』


   ーーー 高エネルギーにして、『高密度ォォオオオオッッ!!!』



  ーーー 質量熱量、敵者を『撃ち抜くゥゥゥウウウウウッッ!!!』




     ーーーーー→  エネルギー熱線銃・『 ロ イ ド ガ ン 』ッ! 撃たれたその身、『 溶 解 貫 通 』・ ・ ・ ッ ッ ! ! ! !





 ・
 ・
 ・

 ・

 ・





そして・・・。


撃ち出された『エネルギー弾』は・・・・ッ!!








 ジ ” ュ ” ッ ” ヴ ” ォ ” ゴ ” ッッ ” バ ” ァ ” ア ” ア ” ア ” ア ” ァ ” ー ” ッ ” ッ ” ! ” ! ”






    邪曲家(フーゴー)の腹部を『溶かしも撃ち抜き』 ・・・ ッッッッ ! ! ! !


    破壊的空間は『 消 え 去 り 、 失 せ た 』 ・・・・ ッッッ ! ! !





 ・
 ・
 ・

 ・

 ・




「〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!?」


邪曲家(フーゴー)は驚愕を覚え。



「・・・・・ ッ ッ ! ! 」


「ッッッ!!!?」


そして絶望を感じた。



片膝を付いてやり過ごす事は出来ないな。


そうと思った。



『 そ の 瞬 間 ッ ッ ! ! ! 』





     シ ュ ゴォ オ オ オオオオオオオオオオ オ オ オ オ オオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! ! ! ! ! !



        ー 1 8 m 上 の『 天 ッ ッ 井 』か らァァ ァ ア アアアアアアア ア ア ア アア ア ! ! !


        ー 教授(シナプス・アイ) エ ロ イ ・ エ チ ャ ノ バ ・ ア イ ザ ッ ク が 、



          降りては『 落 ち て 来 た ァ ァ アアアアアアアアア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! ! ! ! 』





 ・
 ・
 ・

 ・

 ・




大講堂・・・。
広大で。高大で。遮るモノが、何も無い故に。

身を隠す場所は『此処(天井裏)しか無かった』。

予め『振動衝撃波』で穴を開ければ、どの科学(タイミング)ででも飛びこむ事が可能。
射角を計算すれば、侵入者への奇襲も可能。

邪曲家(フーゴー)さんと連携を取るのに『科学(ベストなポジション)』であった。



  ー そして、教授(EEE)は、天井から降りて落ちた。


  ー 奇襲。邪曲家(フーゴー)を救うべく。


    だが、その奇襲すらも。



 ・・・ギロ!  ( 侵入者(デスロイド)は、看破をする。 )


 ガシャ ッ!! ( 『ロイドガン』にて、教授(EEE)を狙う・・・ッッ!!! )



絶対なるは『 死への瞬間ッッ!!! 』


その時。

教授(EEE)の胸中に去来する科学(メモリー)、『 走馬の灯 ッ ! ! 』





 ・
 ・
 ・

 ・

 ・




愛された少年の頃の科学(メモリー)。
「キャッチボール相手が欲しかったのにな」と思っていた、妹への科学(メモリー)。

エロ男と言われた、腹立つ科学(メモリー)。初恋をした、甘酸っぱい科学(メモリー)。
事故、墜落、生存、機械化。もう戻れない、もう会う事の出来ない哀しい科学(メモリー)。

そして、QX団・・・。
「世界を我が手」にを合言葉にどれ程の悪事に手を染めてきた事か。

部屋の片隅で、邪曲家(フーゴー)の襲来に怯える科学(ターゲット)を、感情を押し殺す様に『 殺 し て 退(の)け た 』科学(メモリー)・・・。

気持ちが高揚した。やれば出来るモノだなと思った。
しかし・・・。

任務を終え、一人になった時、己(オレ)に去来したモノは、もう取り返す事が出来ないのだなと感じる『 汚 濁 感 』であった。

生臭くも、蠢(うごめ)き、腐臭(ふしゅ)る『 汚いモノ 』になってしまったんだなと思った。


眼球も・・・。
涙腺すら無い、この科学(シナプス・アイ)で・・・。


  ー 己(オレ)は『 哭(な)い た  』。





けれど・・・。

己(オレ)は、『それでも生きていたかった。』
この世界の何処かで、己(オレ)の死を悲しみ、己(オレ)の死に涙した『 愛する誰か 』が生きていると思う事。



 ー こんな汚い自分でも、愛してくれていたのだなと思える、『 誰 か こ の 世 に 居 る と 言 う 事 ・ ・ ・ ッ ! !  』


         そんな誰かが居ると思えるのならッッ!!


            おめおめと死んでなんて い ら れ な い じ ゃ な い で す か ッ ッ ! ! !



         蜘蛛の糸に縋(すが)る様な、 淡 い 望 み で も 良 い !


         己(オレ)はもう一度、己(オレ)を知り、己(オレ)を愛する『 そ の 誰 か 』に・・ ・ ッ ! ! !


         愛 し て く れ て い て 、 ア リ ガ ト ウ ッ ! !


         涙 し て く れ て 、 ア リ ガ ト ウ ッ ッ ! !



         そ ん な 誰 か に 、 こ う 告 げ た い が 為 に ッ ! !



            『 己(オレ)は、そ の 日 を 信 じ て 、 戦 い !


              そ し て  生  き  続  け  て  来  た  !  !  』




            ー 科 学 ( Leave this world = 死 ぬ と 言 う 事 ! ! )



            ー 科 学 ( Leave this world = 死 ぬ と 言 う 事 ! ! ! )



         そう、死ぬと言う事!


         それはその全てを『 失 う 事 を 意 味 す る ッ ッ ! ! ! 』




         愛する誰かも!


         憎むべき大敵も!


         歓喜す事も!


         寂返る事も!


         喜色する事も!


         痛覚する事も!


         その全てを『 失 う 事 を 意 味 す る ッ ッ ! ! ! 』




              け れ ど も 、 己 ( オ レ ) は ッ ッ ! !


              こ ん な に も 、 己 ( オ レ ) は ッ ッ ! ! !




                     ッ



                     ッ



                     !



                     !




        「 『 あ る ッ ! !


            侵 入 者 を 、 討 ち て は 倒 す  そ  の   科   学   が   ッ   !   !   』  」




             ー 賭けであった!


               だが、己(オレ)は確信をしたッ!!


               これまでの科学(データ)を照らし合わせ、侵入者の戦術戦法を洗いに熟考した『その科学(アンサー)!!』



             ー 侵入者ッッ!!


               お前は余りにも『機械的過ぎる』のだッッ!!!


               データを集め、そして始末するッ!


               完全無比であり、珠玉に傑作ッッ!!


               だ が 、 侵 入 者 よ ッ ! ! !


               そ れ 故 に 、 お 前 は 読 み 易 い ぞ ッ ッ ! ! !



               考 察 通 り に 『 熱 線 銃 』 で 、


               己( オ レ ) の 科 学 ( ヘ ッ ド ) を 狙 っ て い る なぁ ぁああ あ あ ああ ! ! !





        「 『  科  学 ( You lose an invader = お前の負けだ 侵 入 者 ァァァアア ア ) ッ ッ ! ! 』 」






   ゴ”ッッッ ヴ”ァァア”ア”ア”ア” !” !” ! ”  ( 侵入者(デスロイド)が『ロイドガン』を、撃ちては放つゥゥウウウーーーッッ!!! )





   ッッッッォオオオ オ オ オ オオ オオ オ ! ! !  ( 瞬く間も無く、エネルギー弾は、教授(EEE)の頭部へとォォオオ!!! )




                ー  そ の 時 ッ ! ! !


                   教 授 ( シ ナ プ ス ・ ア イ )


                   エ ロ イ ・ エ チ ャ ノ バ ・ ア イ ザ ッ ク は ッ ッ ! ! !




                   こ う と 言 い ッ !



                   放ったので、”有(あ)”ぁぁぁぁあ あ あ あ  あ あ ああ あ  ”屡(る)” ッ ッ ! ! !







   「 『   何 が あ ろ う と も 、 守 り 切 っ て や る !


         有 ぁ ぁ あ り 難 く 思え ぇ ー い !


         被 ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ ぶ り キ ャ ラ め が ァァ ア ア ア アア ア ― ― ― ッ ッ ! ! ! !   』  」





                ー  そ し て ッ ! ! !


                   教 授 ( シ ナ プ ス ・ ア イ )


                   エ ロ イ ・ エ チ ャ ノ バ ・ ア イ ザ ッ ク は ッ ッ ! ! !




   ッッッッォオオオ オ オ オ オオ オオ オ ! ! !  ( 己の頭部へ迫りくる『エネルギー弾』を『 利 用 』しッッ!! )



   ジ ュ ッ ッ ッパ ァ アア ア アア ア ン ! !  ( 己の『 右 前 腕 』を『 溶 か し て 落 と し た ッ ! ! 』 )




                ー  ニ ヤ リ ・・・・ッ。



                   溶 け 行 き 死 滅 す 『 教 授( E E E ) 』は、最後にこう想(い)う。




      「 ( 憎 た ら し く て 、 高 慢 ち き な 貴 方 に ・ ・ ・ 。


        『 そ ん な 死 に 方 は 似 合 い ま せ ん よ 、 邪 曲 家 ( フ ー ゴ ー ) さ ん 。 ) 』 」



      「 ( 受 け 取 っ て 下 さ い ・ ・ ・ 。


          被 り キ ャ ラ か ら 捧 げ る 。


          被 り キ ャ ラ だ か ら こ そ 、 持 ち 得 る 『 音 撃 増 幅 装 置 』 ・ ・ ・ ッ ! ! ) 」




      「 ( こ  れ  が 、 己 ( オ  レ ) の  ・ ・ ・ ・  ッ  ッ  ッ  !  !




        『 科  学 ( ジ  マ  ン  の  コ  ブ  シ ) で  す  ッ ッ ッ  !  !  !  !  )  』  」







  ボ ” ジ ” ュ ” ッ ” オ ” ォ ” オ ” ォォ ” オ ” ォ ” オ ” オ ” オ  ” ォ ” ー ” ッ ” ッ ” ! ” ! ”



        ・
        ・


        ・


        ・



  ー 『教授(シナプス・アイ))』エロイ・エチャノバ・アイザック 男 年齢 20代前半

     サイボーグ能力 科学(シナプス・アイ)、そして 振 動 衝 撃 波 。



           ・・・ ・ ・ ・ ・ 『  死 亡 。 』



      ・
      ・
      ・

      ・

      ・

      ・



「 とんだスケルツァンド(冗談)である・・・。 」


「 被りキャラめよ。 」


「 貴様は青二才で。 」


「 貴様は不出来で。 」


「 貴様は足手まといであったが・・・ッ。 」


      ッ


      ッ


      !



「 『 こぉ ぉ お お お の  被  り  キ  ャ  ラ  め  よ ぉ ぉ おおおおお お お お お お おお ! ! ! ! 』 」



「 『 貴 ッッッ 様(さ)ぁああ ”真(マ)”は ァァ ァ ア アアアア ア ア ア アアアア ア  ―― ― ッ ッ ! !



    グ ラ ン デ ィ オ ー ソ (  最 ッ ッ ッ 高 ォ ォ オ オ オ ) な ァァ ァ ア ッ ! !



    被 ” り ” キ ” ャ ” ラ ” で 、 あ っ た ぞ ぉ おお おお おおおお お お お おお お お お ! ! ! !  』 」 




                   ヴ ” ィ ” タ ” ァ ” ーー ー ー ッ ッ ッ ! ! !




                     ー 己が腹部に、聳(そび)え立つゥーッ!!


                     ー 教授(EEE)が『科学(ジマンのコブシ)』ィーッッ!!!



                     ー それ即ちは『音撃増幅装置』ィィーーーッッ!!



         蓄 積 を さ れ た 『 怪 音 怪 波 』 が 、 今 ぞ 放 た れ 『 音 撃 を す る ッ ッ ! ! ! 』





               そ ・ の ・ 名 ・ も ぉ おお おおお お お お お お お お お ! ! ! !



                          ッ



                          ッ



                          !



   「 『  邪 曲 ・ 蒼 い 運 命 の 鎮 魂 歌 ( ブ ル ー デ ィ ス テ ィ ニ ー レ ク イ エ ム ) 



        E E E ( エ ロ イ ・ エ チ ャ ノ バ ・ ア イ ザ ッ ク ) で あ ぁぁあ あ る ッ ッ ッ ! ! !  』 」






                          ・


                            ・
                        ・


                           ・


                         ・



                          ・


                          ・

                          ・


                          ・



                          ッ



                          ッ



                          !




                     絶 対 無 比 の



                     破 壊 的 空 間 が



                     織 り 成 さ れ た ッ ッ ! ! !



                          ・


                          ・

                          ・



           ー 『邪曲家(エビルソングライター)』ダークフーゴー 男 年齢 40代後半

              サイボーグ能力  怪音怪波。半径10メートル以内の物質を『 音 撃 し て 破 壊 す る 』



                    ・・・ ・ ・ ・ ・ 『  死 亡 。 』







ーーーーーー





 ・・・続く。