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・・・・




○クロガネの賛歌・第3章 ー ギ ガ ン ト 破 壊 指 令  ー



 第12話「 耐 撃 と 言 う 名 の 百 文 字 」





・・・・







ガタン、ゴトン。

ガタン、ゴトン。


プ ォ ー オオオーーー。


レールの上を走る列車。

列車は蒸気で動いているのか・・・。


モクモクと煙を吐き出し、前へ前へと突き進んでいる。


レディ・ミィラは、座席に座っている。

窓を見る。

景色は・・・無い。



黒い。

真っ黒い空間があった。


『暗黒』・・と言う意味ではない。


『黒光り』をする不思議な空間であった。



レディは呟く。


「あの時と同(おんな)じ。」


「あの時も・・・私は、列車に乗っていた。」


「黒くも染まった、この空間。」


「灯(ともしび)とも言えない輝き。」


「然れども、その『黒光り』は、確かにも光を放っている。」


「そして・・・。」


「静寂。」


「あの時と同じく・・・。」


「私は一人っきりで、貴方の元に向かっているわ。」



コッ コッ コッ コッ


静寂の中、靴音が響く。



「あら・・・。」


「そうでも(=一人では)、無いみたいね。」


「誰かしら?」



服装を見るに車掌であろうか?

よくは見えないが、何となしにそれは理解出来る。



車掌?は、レディに近づき・・・。


こう言う。


「オーレンジオーレンジ。」

「切符をね。拝見したいんだよね。」



フゥー・・・。と。

レディは、溜息をつき。



「ミスマッチも良いトコね。」


「覆面を被った車掌だなんて、鉄道会社の信用問題に関わるわ。」


と言った。



とっても果実的(フルーティー)な車掌は、レディにこう言います。



「キストキストキィ〜スト。」


「キセル(=タダ乗り)はね。良くないからね。」


「だからこうして、確認をするのがお仕事なんだ。」



間髪入れずにレディは。


「これで良いでしょ。」


「早いトコ、どっか行ってくれないかしら?」


車掌に切符を見せました。


レディは続けます。


「汽車賃を払った覚えは無いの。」


「けどね。あの時もそう。」


「此処に来た時は、こうして、この手に『 こ の 切 符 』が、握られているの・・。」



  ー そう。この切符には『こう書かれていた』。



 ー 『 百文字が、妻。 』


 ー 『 レディ・ミィラ 』と。




切符を拝見した、とっても果実的(フルーティー)な車掌は。


ニマリと微笑みながら、こう言いました。



「キィィィスキスキス サ ン キ ス ト ッッ ♪ 」


「この先でね。君をね。ジ・ハンドレッドくんが、首を長くして待っているからねッ。」


「ジ・ハンドレッドくんを、ブッコロ死するのは『あくまで、この僕』ッ。」


「マスク・ド・サンキストの一族は、『 君達との再戦を待ち望んでいるッ。 』 」


「 『 とっても果実的(フルーティー)な再戦をさッッ!! 』 」



「 『 それまで、ブッコロ死されたら、ダメなんだからね ね ねねぇ〜〜〜 〜 ん ん ん ♪ 』 」



とっても果実的(フルーティー)な車掌は、そう言い残すと。


ニ マ ァ〜〜ンン♪と、満面の笑みを浮かべながら・・・。


コッ。コッ。コッ。コッと。


靴音響かせ、去って行きました。





   ・
   ・
   ・

   ・

   ・




「参っちまうねぇ。ソイツは俺も、死合(ヤ)ろうしてんだがなぁ。」



前の座席から、頭が禿げあがった男の声が聞こえます。



「あら? 現役は引退したんじゃあ、無かったのかしら?」


レディがそう問うと。


頭が禿げあがった男は、座席に身を乗り出しながら、此方を向き。


潰れた右目を「眼帯」で隠した顔で、こう言います。



「半々さ。達人(いんたい)と現役のね。」


「趣味の『コツカケ(=腹筋で、己の睾丸を引き上げる事)』を使う場所なんざ、一つだろぉ?」


レディは、苦笑いながら。


「あんまり。あの優しい気な奥さんに、心配を掛けちゃあじゃない?」


「気丈そうだけれど、娘さんの心配だけでも、相当なハズよ?」



そう言われると。

男は、気マズそうに、「へっへ」と頭を掻きながら。


「帰(けぇ)った時は、尻でも撫でてやるのさ。」


「蕎麦(そば)茹でてるトコを、忍び寄ってだなぁ・・・。」


ワキ。ワキ。

男は卑猥な手付きでニヤニヤ。


レディは呆れて。


「お盛んな事ね。」


そう言いました。


男は照れながら。


「何(なん)たって・・・。」


「アイツの『スーパードッポちゃん』なんで・・・ な ッ ♪ 」


男は立ち上がります。


そして男は、レディにこう告げました。


「ハンドレッドに、伝えといてくれや。」


「アムステラだか、アイアンマイケルだか、知らねぇが、ゴタゴタしてんのが終わったらよぅ。」


「『また楽しく、死合(ヤ)り合おうや。』ってなァ。」


「ハンデ(機械仕掛け)なんざ、気にすんじゃねぇーぜ?」


「女、子供でも、大の男に勝ちを得る。 ・・・これがそもそもの『大蛇流』だ。」


「そしてだなぁ・・・。」



「 『 手前ェがよぅ。


    何者になろうと、お前ぇは俺と死合った 百文字 豪介 よ。 』 」



「 『 そんぐらいの事ァ、 屁 で も 無 ぇ の さ ッ 。 』 」



「ビッシィーッと、キメるぜェッッ。ってな。」


「よろしく頼むぜェ〜ぃ♪」




そうして。


その男も去って行きました。




   ・
   ・
   ・

   ・

   ・




「お前達は、あの男のように『帰る場所』は無い。」


「言うまでも無い事だがな。」



沈んだ眸(ひとみ)を持った男が、レディに声を掛けます。



「足音も立てずに現れるのね。」


「姿通り、死神。」


「案外。」


「私達の帰る場所は、貴方が与える『最期の日』かも知れないわ。」



フン。男は鼻息一つをして。

不愉快そうに、こう言いました。



「下らぬ気遣いは結構だ。」


「塵芥程も思わぬ言葉ほど、腹立たしいモノは無い。」


「10年前のあの日。『地下プロレス最期の日』の悔念ならば、互い様だ。」



レディは返事をします。



「そう。」


「あのような結末、望むトコロでは無かった。」


「次会う時こそ、決着の時。」



そして男は、言い放ちました。



「此度会う時こそ、お前達に与える『最期の日ッ!』」


「私は、あの男・・・。」


「ジ・ハンドレッドに、己の『写し鏡』を見た。」


  ー 故に強い。


  ー 故に『敗れない。』


「だがな、レディよ。」


「『この世に、Dr.劉は二人も要らぬのだ。』」


「『だから悪魔の頭脳は、その悪魔の肉体を憎み・・・。


  そして、討 ち 滅 ぼ す 事 を 望むのだよッッ!!』」


「首を洗って待っておれッ!」


「来たるべきその日、必ずや『 最 期 の 日 』 を ぉ 〜 〜 〜 ッ ッ ! ! 」



「 『 クゥーハッハッハッハッハッハァァァァァア ア ア ア ア ア アア ア アアア ッ ッ ! ! ! ! 』 」




男は高笑いを挙げながら。


そして、去っていきました。


その時。

レディは目にします。


その男。

高笑いをして去る男の両の脚が・・・。



まるで・・・。


『亡霊』のように 無 い 事 に ッ 。




「劉、貴方ッッ!!」



レディが立ち上がりッ。

その男を追おうしましたッッ。


しかし。



  ー スゥ・・・・ッ。



その男は、スゥと消えてしまいました。


それは・・・。


まるで。


その男の『未来』を、暗示するかのような、不吉な 消 滅 ・ ・ ・ 。




   ・
   ・
   ・

   ・

   ・




「愛もある。」


「哀しみもある。」


「でも・・・っ!!」



「『 百 文 字 ( ハ ン ド レ ッ ド ) が 無 い で し ょ っ っ っ ! ! ! 』 」




その声が聞こえた瞬間、レディは。



  ー ザッ!


跪(ひざまず)いて、こう返しました。



「 『 全ては! QX団の名の下に!! 』 」



声の主は、続行(つづ)けます。



「レディ・ミィラ。」


「『待つ』という時間は長い・・・。」


「例えそれが・・・。」


「『5分』でも。」



「『 立 つ の で す 。  レ デ ィ 。 』 」



  ー スッ!


レディは立ち上がり。

目前の声の主。


QX団が総統・Queen Xを見据える。



そして、Queenは 言 い 放 ち ま し た ッ ッ ! !



「 『 E x c e l l e n t ( エ ク セ レ ン ト ) ッ ッ ! ! ! 』 」


「 『 良 き 夫 婦( カ ッ プ ル ) で す ッッ ! ! 』 」



「 『 向 か う の で す 、 レ デ ィ ・ ミ ィ ラ ッ ッ ! ! 』 」


「 『 そ し て ・ ・ ・ ッ ッ ! ! 』 」




「 『  百  文  字  を 、  解  放  す  る  の  で  す  ッ  ッ  !  !  !   』  」



レディは頷(うなず)くとッ。



  ー ダッ!


レディ・ミィラは、駆け出していきましたッ!


着いたのですッ!


列車がッッ!!


着いたのですッ!


その『 終 着 へ と ッ ッ ! ! 』



そして、レディは、『 こう言い放ちましたッッ!! 』



「 『  Q u e e n !


     貴 方 の 声(て) は 、   何  時  も   暖  か  い  ッ  ッ  ! ! ! 』 」



思い起こすはオオウのあの日。


振りかえる事無き、母の姿。



Queen・・・。



私は、貴方に『 母 の 姿 を 見 て い た ・ ・ ・ ッ ッ ! ! 』




   ・
   ・
   ・

   ・

   ・




駅を出る。


其処は暗闇。


然れども黒光りをするその空間。



私は、飛び込んだ。


その暗闇へと。



沈んで行く・・・。



その黒光りへと。



それは音も無く。


それは無音にて。



沈む。


沈む。


沈んで。


沈み進みて・・・。



私と言う『個』は・・・。


まるで、溶けては消え行く、大雪山の初雪のように・・・。



『 ハ ン ド レ ッ ド と 一 つ に な っ て い っ た 。 』





  ー そんな最中(さなか)、声が聞こえる・・・。





「お止(よ)ちなさい。」


「レディ。」


「いいえ・・・。」


「『姫君』。」


「そう、お呼びするのが、よろちいでちょうか・・・?」





レディは思った。



ホント・・・。


貴方の冗談は『ペニスだけ』にして欲しいわ・・・。と。



また金切り声がする。




「アァブアブアヴ・・・。」


「赤ん坊を、相手取って・・・。」


「ナニが小さいとは、悲しいお話でちゅねバブゥ・・・」



「しかし・・・。」


「姫。」


「僕がこの世で唯一つだけ。」


「『後悔』をする事があるとすれば・・・。」



「 『 それは、あの時の事。


    僕は、脱出艇・ドニゼッティ00など、創 る べ き で は 無 か っ た と 言 う 事  。 』 」



「   そ し て 、あ の 時  ッ 。  」



「 『 君 達 夫 婦 を 、 Q X 団 へ 迎 え 入 れ る べ き で は 無 か っ た  と 言 う 事 ッ ッ 。 』 」





レディは・・。


金切り声へと返事した。



 ー 貴方に言う事は、唯一つよ・・・。



   ー  復  讐  。



 ー 恨 み を 晴 ら す 為 に 、 貴 方 の 前 に 立 つ わ 。




また、金切り声が響き渡る!




「その向こう見ずな性格は・・・。」


「『ベンの妻』、そっくりでちゅねぇ・・。」


「『王女クロス』とそっくりでちゅよ・・・。」



「それもまた、良いでちょう。」



「何故なら『僕等の祖先』。」


「オオウの祖先は『自由』を手にする為に、『 重 力 か ら の 解 放 ・ ・ ・ 。 』 」


「『 宇 宙 へ と、 飛 び 立 ち ま ち た 。 』」


「 『 そ れ は 、 理 不 尽 を 許 さ ぬ 為 。 』 」


「 『 た だ そ の 事 柄 を  正  義  と 信 じ て ・・・ ッ 。 』 」




「 姫 。 」


「 貴 方 は 『 オ オ ウ の 子 』 で ち ゅ 。 」



「 『 求 め る モ ノ の 為 、 突 き 進 む と 良 い 。 』 」


「 そ れ が 『 僕 等 の 血 』 。 」


「 そ れ が 僕 等 の 『 生 き る 道 』 な の で ち ょ う か ら ・ ・ ・ 。 」




「『 そ ち て ・ ・ ・ 。 』」


「 僕 も ま た 、『 突 き 進 む の み ・ ・ ・ 。 』 」




「 僕 等 の 祖 先 が ・ ・ ・ 。 」



「『 自 由 』 を手にする為に、 重 力 か ら の 解 放 を 求 め た の な ら ・ ・ ・ 。 」


「 僕 は、 あべこべに、『 束 縛 』 を 求 め ま ち ょ う ・ ・ ッ 。 」


「 それは、あ の お 方 に 『  服  従  』 を 捧 げ る 為 に ッ 。 」




「 『 こ の 世 で 最 も ・・・ ッ 。 



    最 も   重   力   が 強 い そ の 場 へ と、 僕 は 突 き 進 む・ ・・・ ッ ッ ッ ッ ッ ッ  』  」






・・・。


そうして。

その金切り声は、聞こえなくなってしまいました。




レディは、思いました。



貴方が一体、『何を求めているのか?』


そして、この『ギガント破壊指令』、何が待ち受けているのか・・・。


興味があるわ。


けど。


今為すべき事と比べれば、それは『 ち っ ぽ け な 事 。 』




そして、レディは、こ う 思 っ た 。




サヨナラよ。


かつて。オオウ、『 随 一 の 科 学 者 』 だ っ た 者 よ 。


そして、覚 え と き な さ い 『 ド ク ト ル ・ ベ イ ベ ー ッ ッ ! ! 』



私 は  百 文 字 が 妻 、  レ  デ  ィ  ・  ミ  ィ  ラ  ッ ッ  !  !  !



   私 は も う 、 貴 方 の 知 る 『 姫 』 じ ゃ あ な い ! !





『 こ の 身、 包 帯( 傷 )だらけの、 女( レ デ ィ ) に な ろ う と も ・・・ ッ ッ ! ! 』



『 耐 撃 』 に 寄 り 添 い 。


そ し て ッ !



「 『  勝  利  を  共  に  す る  女  よ ・・ ・ ・  ッ ッ ッ ! ! !  』  」






   ・
   ・
   ・

   ・

   ・



そして、私は・・・。


   ・
   ・
   ・

   ・

   ・


奥(おく)へと。


   ・
   ・
   ・

   ・

   ・


懐(おく)へと。


   ・
   ・
   ・

   ・

   ・


内部(なか)へと。


   ・
   ・
   ・

   ・

   ・


臓器(ないぶ)へと。


   ・
   ・
   ・

   ・

   ・




   ・
   ・
   ・

   ・

   ・


そうして、遂に、私は・・・。


   ・
   ・
   ・

   ・

   ・



『 ハ ン ド レ ッ ド 』 へ と 辿 り 付 い た 。





・・・・







酷い姿をしていた。

ボロボロと言うには、余りにボロ雑巾の様であった。

肉と金属を露出され、爛(ただ)れ流るるは油(ガソリン)。


ピクリともしない。


だが。


そんな有様(ざま)になろうとも。


百文字は、レディを目を向け・・。


そして、レディに語りかける。



「レディ。」


「ワシは・・。」


「『敗北(やぶ)れた。』」



レディは応える。



「見れば解るわよ、ハンドレッド。」


「少しでも動ければ、勝ちを得るのが貴方でしょ、ハンドレッド?」


「それとも、私を見くびってるのかしら、ハンドレッド?」


「20年振りにこんなトコまで来させて、今更な事言ってんじゃあ無いわよ、ハンドレッド。」




百文字もまた、応える。




「計110文字の嫌味トークであるな。」


「少々。」


「文字数が少なくは無いか?レディよ??」




レディは、続行(つづ)ける。




「随分とまぁ、余裕が感じられるセリフね。ハンドレッド。」


「それで?」


「このままじゃ貴方は死ぬわ、ハンドレッド。」


「一体どうするつもりなのかしら・・?」


「ねぇ、ハンドレッド・・?」


「 何も考えてないなんて、 言 わ さ な い わ よ ・ ・ ・ ? 」




百文字。



「このまま共に死にゆくか?」





レディ。


「悪くないわね。」


「けど、そんな気は無いんでしょ?」





「無論だ。」





「どうする気?」


「私に出来る事は?」







「その身を捧げよ。」


「しばしで良い。」



   ・
   ・
   ・

   ・

   ・



「 『 理解(わか)ったわ。 』 」







     ヴ ィ ッッ ッ カ ァ ァァ  ァ ア ア ア アアアアア ア ア ア ー ーーーー ッ ッ ッ ! ! ! ! !






  ー 『 煌 め き 』 ッ !


  ー それは、かつてッ! オオウの夜空に瞬いたッッ!!



    『 王(ベン) 、 最 後 の 閃 光  』 に 似 る ッ ッ ! !







     ヴ ” ィ ” ィ ” イ ” イ ” 〜 ” 〜 ”〜 ”





                〜”〜” 〜”〜” ィ” ィ”  ィ” イ” イ” イ”






         カ ” ン ” カ ” ァ ” ン”カ”ン”カ”ァ” ン ” カ ” ァ ” ン ” カ ”






                 ン ” ァ ” ァ ” ァ”ア”ア”ァ” ン ”ン  ” ア ” ア ” ン ” ッ ッ ! ! !





  ァ ” ァ ” ァ ” ア ” ア ” ア” ア” ア”〜”〜”〜”〜” ン ” ン ” ン ” ン ” 〜〜〜〜 〜 〜 〜 ッッッ ! ! ! !





            ・
            ・
            ・
            ・

            ・

            ・


            ・



(・・・・。)


(なるほどね・・・。)


(それならば、確かに、


『 可 能 性 は あ る 。 』)





(そう。)


(ワシは敗れた。)



(だが、あの一撃・・・ッ。)



(レスラーへの賛歌 その100・・・ッ!)



(『ハンドレッド・ヂェロニモン』と 相 、 対 し た  彼 奴( き ゃ つ ) も ま た ッ ! ! )



( ワ シ と 同 じ く 、 九 死 に 一 生 ッ !



  無 事 で は 済 む ま い 、 『  瀕  死  に  重  傷  ッ ッ ! ! 』  )







(そう!)


(だからこそ、『今ならば、間に合うわッ!』)


(『クルイ・ケン・キャク』のその歩みはーーー!!)


    ーーー  彼を気遣う余り、『鈍の足(どんのそく)ッッ!!』


(そして、このまま『突き進む』のであればーーー!!)


    ーーー 相、対する場『 マ ド モ ワ ゼ ル 平 原 』 ッ ッ ! ! )




            意識を交わすは、二人の夫婦。


            そして、その意識はッ!



            夫 婦 は 重 な り 、 『  一 つ と な っ た ! ! 』






( ( 『 そ う ッ ! 』 ) )



( ( 『 それは、QX団にて、た だ 二 人 ッ ! ! 』 ) )



( ( 『 レアメタル・スターシルバーを用いて創られた  Q X 団 N  O .2 の サ イ ボ ー グ ッ ッ ! ! 』))




( ( 『 そ の 名 も ッ ッ ! ! !  』 ) )





            ・
            ・
            ・
            ・

            ・

            ・


            ・








( ( 『  四 次 元 ボ ク サ ー  ・  鷲  鼻  の  バ  ト  ゥ  ロ  ッ  ッ  !  !  !  』 )  )  






( ( 『  そ う だ ッ ! !



       鷲  鼻  の  バ  ト  ゥ  ロ  を 、 捕  縛( と ) ら  え  れ  ば  ッ  ッ  !  !



       彼  奴( き ゃ つ ) の 、 金  属( に く ) に て 、  耐   撃  は   復   活  ッ  ッ  !




       甦( よ み が え ) る  そ の 名  は ・ ・・ ・ ッッ !!!






        ーーーーー 『  耐 ”  撃 ”  の  ”  百 ”  文  ” 字  ” !  !  』  )  )







( な ら ば 、 レ デ ィ よ ッ ! )




( も ち ろ ん よ 、 ハ ン ド レ ッ ド ッ ! )






            そ  し  て  ッ  ッ  !  !




            二  つ  の  意  識  は  ーーーーー




             ーーーー  轟 ( と ど ろ ) き  、  絶  叫 (  さ  け  )  び  声   挙  げ  る  ッ  !






( ( 『  ク  ロ  ガ  ネ  求  め  て  、  賛  歌  を  し  よ  う  ッ  !  !  』  )  )




( ( 「  Q  X  団  が  最  終  兵  器  ッ  ッ  !  !




       こ  の  世  で  一  人  の  ッ ! !




      『  我  等  が   我   が   子   ッ  ッ  !  !  』  」  )  )







               ( (  そ  の  名  も  ッ  ッ  !  !  ) )




             ( (  そ  の  名  も  ッ  ッ  ッ  !  !  !  ) )




          ( (  そ  の  名  も  ォ  オ  オ  オ  ー  ッ  ッ  ッ  !  !  !  ) )





 (  (  そ  ぉ  ぉ  お  お   の  『  名 ” 』  も   ォ  ォ オ  オ ー ーー ー ッ ッ ッ ! ! !  ) )





                     ・


                       ・
                   ・


                      ・



                    ・



                     ・


                     ・

                     ・


                     ・



                     ッ



                     ッ



                     !






「  「  『  ! !  ー   ” ”  ” ”  ” ”  ” ”  ” ”  ” ”  ” ”  ” ”  ー   !  !   』  」  」




「 『  ギ  ”  ガ   ”  ン  ”  ト  ”   2   ”  8   ”  号   ” ゥウウウ ウウ ウ ウ ッ ッ ッ !  !  』 」





                     ・


                       ・
                   ・


                      ・



                    ・


                     ・


                     ・





     グ ” ゥ ” ゥ ” ウ ” ウ ” ウ ” ウ ”ヴ ”





                ヴ”ヴ” ギ”ャ” ア” ン”  ァ” ア” ン” ア”






         ア ” ア ” オ ” ォ ” オ”オ”オ”オ”オ” ォ ” ォ ” オ ” ォ ” オ ”






                 オ ” オ ” ゥ ” ゥ”ウ”ウ”ウ” ゥ ”ゥ  ” オ ” オ ” オ ” オ”オ” オ”





  ォ ” ォ ” オ ” オ ” オ ” オ” オ” オ”〜”〜”〜”〜” ン ” ン ” ン ” ン ” 〜〜〜〜 〜 〜 〜 ッッッ ! ! ! !







                     ・


                       ・
                   ・


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                    ・



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                    ・

                      ・


                     ・



                     ッ



                     !


                     !





  『   ソ  ォ オ オオ オ  イ  ツ  は  ァ ァ ア アアアーーー ー ッ  ! !




       大 ァァア  ア ア ア ア ア  地  を  割  っ  て  現  る  る ゥゥゥウ ウ ウ ウ ウウ ッ  ツ  !  !   』








                ー ー  腕( う ) ぅ ぅう う  手 ” だ ッ ! !






                ー ー  胸( む ) ぅ ぅう う  根 ” だ ァア ア ー ッ ッ! !






    ー ー 巨 ょ ぉぉ お お お お お おお  大”ぃ” な 『  顔  』 だぁぁぁぁああああああああああーーーーーーーッッッ!!!!







     ー   そ  し  て  ッ ! !




         そ ぉ ぉ お お  おお の 『  肩  』 に は ーーーーー  ッッッッッ ッ ッ ! ! !! ! ! ! !!!!!!!! ー







          『   黒  服  纏  っ  た  ー  大  男  ー  と ッ ッ ! !  』





          『   寄  り  添  う  よ  う  に  ー  ミ ィ ラ の 女  ァ アア ア ア  ー  ッ ッ ! !  』






     ー   そ う だ ッ ッ ! !




         黒  服  の  大  男   ッ  !  ! 




         威 風 堂 々 た る  そ  の  姿  で ッ ッ ッ ッ ! ! ! !







   ーーーーー    耐  撃  の  百  文  字  が  、  命  令  を  下  す  ッ  ッ  !  !   ーーーーー








「 『  行 ” け ” ぇ ” ぇ ” ぇ ” え ”  え  え ー ー ー ー ー い ” ッ ” ッ ” ! ! !






     ギ  ”  ガ  ”  ン  ”  ト  ”  2  ” 8  ” 号  ”  ォ オ” オ ”オ ” ー ー ッ ッ ” ! !  』  」








     大 の 蛮 声 、 響 き て 渡 り ッ ッ ! ! !



     鋼 鉄 の 巨 人 は グ ”ギ ”ャ ”オ ” と 応 じ る ッ ッ ! !




     そ し て ッ !


     巨  人 は 、 跳 び て 、 急( む か ) い た ッ ッ ! !




     そ  う  ッ  !  !



     そ  の  地  こ  そ  は 『  決  闘  の  大  地  ッ  ッ  ! ! !  』



     ギ  ガ  ン  ト  破  壊  指  令  、 『  終  焉  の  地  平  ッ ッ ッ ! ! !  』




     そ  の  名  も  ッ  ッ  ! !






  ーー 『  マ  ” ド  ” モ  ” ワ  ” ゼ  ” ル  ” 平  ” 原  ”  で  あ  る  ッ ッ ッ ! ! ! !  』 ーー







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 ・・・続く。