時は近未来!
突如地球へと侵攻を開始した宇宙最強の軍団、アムステラ神聖帝国・・・。
の、『 40年前 』は、『 日本のお話 』ッ ッ ! !
近未来に生まれ、近未来に育ちながら、かつて我々が思い描いた『 近未来 』。
『 過ぎ去りし”近未来” 』に思いを馳せた男がいた。
その男は”10万馬力”に憧れを持ち、”7つの威力”の渇望をし、”成長をし、大きくなってしまう己の体”を大いに憎んだ。
その男は述懐をする。
ー 声が低くなった事に絶望したよ。
そうは言っても・・・。
おちんちんを、ちょん切って”カストラート(去勢式・高音域男性声楽家)”になる勇気も無かったし。
顎(アゴ)とか。脛(スネ)とか。胸(ムネ)とかがさ。
毛もくじゃらに、なって行く様を見ては『 もうどうしようもないんだな 』って思うようになっていった。
ー でも・・・。
あれだけは我慢できなかったなあ。
「ばっかじゃねwwww」
『なにが”アストロ”だよwwwww』
「あんなの”マンガ”や”アニメ”の中だけの話じゃねーかwwwww」
ー 出来なかったんだ・・。
我慢出来なかったんだ・・・。
”我慢”だなんてェ・・・ッッ!!!
「 『 ” 出 来 な か っ た ” ん だ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! ! 』 」
ッ
ッ
ッ
吼えんが如きの渇望!吼えんが如きの渇望ゥ!!
そうして彼は、溢れんばかりのパワーを身につけ、その力を遺憾なく発揮を出来る『 地下プロレス 』へと流れ着いたのであるッ!!
そうッ!
その男の名こそが、『 アストロ・ダンディ 』ッッ!!!
そして、この男こそがッッ!!
今宵ッ!連戦連勝のジ・ハンドレッドが対峙をするゥーッッ!!
『 6戦目の死合相手 』で、あぁぁぁあああ あ あ あ あ あ る う ッ ッ ! ! !
ッ
ッ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
半開きの口、虚ろな瞳。
濃い体毛に、無精ひげ・・・。
角2本を生やしたような癖っ毛に『 パンツ一丁・黒ブーツ 』ッッ!!
中背頑健なマッチョメ〜ン・・・!!
その男、『 アストロ・ダンディ 』はこう言う!
「僕はね・・。」
「”科学の子”なんですよ、ジ・ハンドレッド・・・。」
対し、連戦連勝を続ける男ッ!
人型に巨岩を削ったが如くの体躯ッ!!
そうだッ!その男こそが我等が「耐撃の百文字」ッ!
当時が、その名ァッ!!
『 ジ・ハンドレッド 』がこう答えるッッ!!
「音に聞くは・・。その”勇名”・・・。」
「 ”10万馬力” と、聞き及んでいる。」
そう。
音に聞くと。
アストロ・ダンディは・・・。
ニン・・ッ!
ムゥァアリィィ〜〜・・・!!
ニンマリと。
ニンマリと。
ニンマリと嗤い・・。
そうして、ハンドレッドにこうと告げる!
「悪いけど。君。」
「 死 ぬ よ ・ ・ ・ ・ ? 」
死ぬよ。
死ぬよ。
死ぬよ。
悪いけど、君。死ぬよ?、と告げたのだ。
悪いけど、君。死ぬよ?、と告げたのだ。
悪いけど、君。死ぬよ?、と告げたのだ。その男、アストロ・ダンディはッッ!!
だがよ、ジ・ハンドレッドはッ!
こうと!
こうと!!
こうと”言い放つ”ゥーッ!!!
「来るが良いッ! ”科学の子”よッッ!!!」
「例え”7つの威力”を持ってしてもッ!!
崩れ落ちる事無く”鉄腕”をも凌駕するッッ!!!
” レ ス ラ ー へ の 賛 歌 ” を 耳 に す る 事 と な る で あ ろ う ッ ッ ! ! ! 」
程
無
く
ッ
!
カァァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア アア ア ア ン ン ン ンン ! ! ! ! ! !
( ” ゴ ン グ ” が 、 打 ち 鳴 ら さ れ た ぁぁ あ あ あ あ ! ! ! )
・・・・
○超鋼戦機カラクリオー外伝
クロガネの賛歌・番外 ー 響 鐘 ゥ ! 地 下 プ ロ レ ス 編 ! ! ー
「 ” 科 学 の 子 ”と 言 う 名 の 愚 か な 人 間 」
・・・・
グゥン!!! (アストロ・ダンディは”両の腕”を広げた!!)
次にアストロ・ダンディは。
その虚ろな瞳で、ジ・ハンドレッド見つめ睨み・・。
ハッキリとした口調でこう言う!!
「”7つの威力殺法”の一つ。『10万馬力』だ。」
「 僕 と さ 。
『 力 比 べ 』を し な い ? 」
見つめ睨みつけられ。
ハッキリとしたその口調でそう問われるならば!
人型巨石が如くの大男!!
ジ・ハンドレットであるのば、こうと答えるが道理であろうぞ!!
「良かろう・・ッ!」
グゥン!!! (ジ・ハンドレットもまた、”両の腕”を広げたァーッ!!)
「もし貴様が・・・。
”ヒゲオヤジ”とでも、力比べるつもりで居るのなら『 後 悔 す る 事 』と な る で あ ろ う ! ! 」
アストロ・ダンディは、半開きの口を動かす。
そして、一言。
「ハンド・ヅカ・チムシ。」
ハンド・ヅカ・チムシ。
アストロ・ダンディの造語である。
この度に使用は、感嘆に対し用いているらしい。
「僕はね。”科学の子”なんだよ、ジ・ハンドレッド?」
「君を見て。
”アストロ考えまくって”導き出したその答え・・!」
ッ
ッ
「 相 手 は ・ ・ ・ 。
”マ グ マ ・ 大 使 ( ア ン バ サ ダ ー ) ” ぐ ら い の つ も り で 居 る よ ・ ・ ・ ! ! ! 」
ジ・ハンドレッドォー!!
「『 光栄であると、受け取っておこう・・ッ!! 』 」
アストロ・ダンディー!!
「『 ハンド・ヅカ・チムシィ〜ッ♪( 感謝での使用 ) 』 」
「 そ れ じ ゃ あ 行 く よ ! !
『 1 0 万 馬 力 』 だ ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ッ ッ ! ! ! 」
ガ
チ
ィ
ッ
!
( 広げた両者の”両の腕”ッ! )
ガ
チ
ィ
ィ
!
( ガチリガチリと、手の平”組み合い”ッッ!! )
そ
し
て
・
・
・
ゴ ” ッ ッ ッ ガ ” ァ ァ ァ ” ア ” ア ” ーー ー ー ッ ッ ! ” ! ”
( そして、額と額を打ち合ったァァァアアアアア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! )
ッ
ッ
ッ
ッ
「 「 ・・・・ ・ ・ ・ ・〜〜〜 〜 〜 〜〜〜〜〜 〜 〜 〜〜 〜 ッッ ッ ッ ッ ! ! ! ! ! ! 」 」
ギチィ・・・! ギチィ・・! ギチィ・・・!!
ギチィ・・・! ギチィ・・! ギチィ・・・!!
ギチィ・・・! ギチィ・・! ギチィ・・・!!
ー ぶつかり合う。
ー 力と力が。
ー 両者・・!
ー 『 全 く の ” 互 角 ” ! ! 』 ー
フツ・・。 フツ・・。 フツ・・。
ー 汗である。
ギリィィ! ギリィィ! ギリィィ!
ー 歯牙を食い縛る。
ゴヅゥッ! ゴヅゥッ! ゴヅゥッ!
ー 額と額とを、
幾度もと打ち付け合っている。
ツ
ゥ
ツ
ゥ
ツ
ツ
ゥ
・
・
・
・
ッ
!
ー 両者とも・・!
額から血(ケチャップ)が流血(ジュース)する・・・!!
ッ
ッ
ッ
アストロ・ダンディ・・・!
「ハンド・ヅカ・チムシ・・・ッ!(驚嘆している。)」
「凄い怪力(パワー)だな・・。」
「”10万馬力”を『全開(フルスロットル)』してるんだけど、僕。」
ジ・ハンドレッド!!
「一進一退・・・。」
「否(いいや)、違うな。」
アストロォ!
「言うね、ハンドレッド。」
「ハンドレッドは10万馬力(テン・ミリオン)に、勝てないモノなんだけどな?」
ハンドレッドォ!
「フッフフ。思い知るのだ、”科学の子”よ・・!」
「こうとなれば”希代の柔道家”『巴 二十八』を師と仰いだッ!
このワシ『 百文字 豪介 』に”分”が在ると言う事だ『 鉄腕(アイアン・アァァムゥ) 』ッッ!!」
ッ
ッ
「貴様の”重心”が移動するその様がッ! 手に取る様に解るぞ『 ア ス ト ロ ・ ダ ン デ ィ 』 ッ ッ ! ! ! 」
グ
ィ
!
ハンドレッドが腰を落とすッ!
そして、”動作(ムーヴ)”へと移行せんとした、その『 刹 那 』ッ ッ ! ! !
アストロ・ダンディが”ギョロ目”を剥いたぁぁぁあああああああああああああああああ!!!!
ッ
ッ
「”アドレナリン”の流れを『 操作する 』 ッ ! ! 」
「この状態でのみ用いられる『 7つの威力殺法 』の 二 つ ッ ッ ! ! ! 」
「 『 ” 1 0 0 万 馬 力 ” だ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! ! 』 」
ッ
ッ
ッ
ッ
グ ッ ッッ ォォオオ オオ オオ オオ オ オオオ オ オオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! ! ! !
ー 急激なパワーの上昇ッ!!
ー 一気に「アストロ・ダンディ」はッッ!!
「ジ・ハンドレッド」を”マット”に『押し潰す』かのよぉぉおおおおおに!!!
否
ァ
!
ド ッ ! ! (アストロ・ダンディが腹部にッ!)
ッ ッ ! ! (ハンドレッドが右の脚(ライト・レッグ)ッ!!)
「 ”敵者”を前へと崩しッ! 片足を相手の足の間にすべり込ませるッッ!!
”仰向け”に身を捨て、 頭 越 し に 投 げ う る は 『 柔 道 技 』 ッ ッ ! ! 」
ッ
ッ
「 少々変則であるが、この度は特別だッ! 」
「 『 巴 投 げ 』 で あ ぁ ぁ ぁ ぁ る ッ ッ ! ! ! 」
グ
オ
オ
!
ー 己が後方ゥ!!
ー 投げブチかますはッ!
ジ ・ ハ ン ド レ ッ ド ォ ォ オ オ オ オ ー ! ! !
だ
が
ァ
!
「 見せてあげよう、ジ・ハンドレッド!!
僕は”アストロの主人公”の如くにッッ!!
”空を越えてラララ星の彼方”まで、飛び回るかのような、”必・殺・投・技”があると言う事をォォォ オ オ オ ー ッ ッ ! ! 」
ー 本来は”首刈り投げ”であるッ!!
それは宙空状態にてッ!両の手を、敵者の顔に『 はさみて 掴 み ッ ! ! 』
そのまま『前転をするように、 放 り 投 げ る は ” 必 ・ 殺 ・ 投 ・ 技 ” ッ ッ ! ! ! 』
ッ
ッ
「 『 ハンド・ヅカ・チムシィィィィイイイイイイーーーッッ!! 』 」
「 『 耳 を 澄 ま せ 、 ラ ラ ラ 、 目 を 見 張 れ ぇ ぇ ぇ え え え え え え え ! ! ! 』 」
ッ
ッ
ッ
( 変形巴投げの為、お互い両の手を繋いだままだったのは失敗だったって事さ、ハンドレッド!! )
( このままァアア〜・・ッ! ”必殺投技”にて、投げ返す事はァァアアア〜〜・・・ッッ!! )
( ”アストロ容易い”って事さッ!! アトォォォォオオオオオ オ オ オ ム ッ ッ ! ! ! )
ダ
ン
!
ー ”両の脚”にて、『着地』すは、アストロ・ダンディッッ!!
そして、そのままぁぁああああああああ!!!
「 『 ”7つの威力殺法”の三つ ・ 鉄腕原子!アストロ・ダイン・スロイダー 』だぁぁあああああ!!!! 」
グ
ォ
オ
オ
ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!! ッッ!!
ー ジ・ハンドレッド、絶体絶命!!
ー ”悪手”打つ事、こうにもまでに”死地”へと突き進むモノか!!?
ー 今にもキャバンス、目と鼻の先ッ!!
ハンドレッドに”打つ手”は『無し』かァー!!?
在
る
ゥ
!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
さぁ!こっちの番だぜ、百文字ィー!!
行け行け、ドンと行け、ジ・ハンドレッドォオオオオー!!
「ラララ”科学の子”よッ!」
「見事なりは『鉄腕原子!』
恐るべしは『アストロ・ダイン・スロイダー』ではあるがッ!!」
「 画 竜 点 睛 を 欠 け る 事 、
重 心 に 、 『 悪 し 』 在 り ッ ッ ! ! ! 」
ッ
ッ
「 恐 ら く は 、 こ の 技(ぎ) ッ ! ! 」
「 両 の 手 に て 、 敵 者 の 顔 を 『 は さ み て 掴 み 』、
そ し て 、 投 げ へ と 転 ず る 事 『 完 遂 』と 為 す ” 投 技 ( と う ぎ ) ” で あ ろ う ッ ッ ! ! 」
な
ら
ば
!
「 『 ” 耐 撃 ” す る 事 、 造 作 も 無 し ッ ッ ! ! ! 』 」
「 『 ち ぇ り ぃ ぃ い い い ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ーーーー ー ー ッ ッ ! ! 』 」
・
・
・
・
・
ズッッ ッ ド ゥ ォォオオオオオオオオオオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン ン ン ! ! ! ! !
グ ッ ッ ッ ッ ! !
オ オ オ オオ オオオ オ オ オ オ オ
オオオオオオ オ オ オ オ オ オ オ オ オオ オ 〜 〜 〜〜 ! ! ! !
・
・
・
・
・
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ー 顔面からキャンバスに叩きつけられ・・・・。
マットに沈んだ。ジ・ハンドレッドを見・・・。
ー アストロ・ダンディは、追撃を行わず・・・。
ただ後方に下がり・・・。
”その時”を待った。
そして『こう言い放つ。』
「 教えてあげるね。ジ・ハンドレッド。 」
「 その技を食らって、立ち上がった男は『 君が初めてだよ。 』 」
ッ
ッ
ム ク リ ・・・ ! !
ー ソイツは、ムクリと立ち上がったッッ!!
ー かくあるべきが如くにッ! そう定まっていたかの如くにッッ!!
ー そして、場外ッ!!
その男を見つめる”包帯だらけその女”ッ!!
レディ・ミィラがこう呟くッ!!
「 そうよ。ハンドレッド。 」
「 もし私が、彼に二つ名を冠するのなら・・・。
安直。そして、遮二無二(しゃにむに)に、
『 耐 撃 の 百 文 字 』と 名 付 け る だ ろ う 。 」
耐
撃
の
百
文
字
ッ
!
ー そうだ!耐撃の百文字だ!!
ー 百文字 豪介こと『 ジ・ハンドレッド 』は、
ムクリと立ち上がったッッ!!!
ー 嗚呼・・!
その三白眼が、悪鬼の如きに”アストロ・ダンディ”を睨(ね)みつける・・!!
ー 確かにも狙っていたのだ・・・ッ!
アストロが「追撃攻撃」仕掛けたその際、その隙にッッ!!
”レスラーへの賛歌”ッッ!!!
アストロ・ダンディを、仕留める”大技一手”を狙っていたのだッッ!!!
そして、ジ・ハンドレッドはこう言い放つッッ!!
「 ならば”科学の子”よ!
これより先ッ! このワシ『百文字 豪介』がッッ!! 」
「 曰くは”鉄腕”ッ! ”10万馬力”が『 アストロ・ダンディ 』を屠りて去りッ!!
”勝 利 の 凱 歌 ” を 挙 げ た ” 壮 士 ” と な っ て み せ よ う ッ ッ ! !
ッ
ッ
ッ
ッ
グ ” ォ オ ” ゴ ” ッ ッ グ” グ ” ゥ ガ ” ァ ァ ” ア ” ア ” ーー ー ー ッ ッ ! ” ! ”
( そ し て 両 者 は 、 再 び ” 額 ” と ” 額 ” を 、ぶ つ け 打 ち 合 っ た ! ! ! )
・・・・
5分が経過した。
血に飢えた観客どもは・・。
ただただ。
ただただ。
ただただと、息を飲み・・・。
ただただと、”死合”を見守っている・・・・。
(オイオイ、一体どーなるンだよ!?) (オッモシレェ〜〜!!手に汗握るぜ・・ッ!!) (濡れてきたわ・・・!) (バッカ、今日はアナルだよ。)
(匂う匂う。血だ血だ血だ血だ血だァ〜〜!!) (顔が引きつって、嗤ったまま動かねぇ!最高ォー!!) (勝者の肉棒を、おしゃぶしゃぶしたいわァ。)
(強いなぁ。強いなぁ。俺、いっつもあんなになるまで、相手を壊したくってさぁ〜〜〜〜。) (悪趣味と言われでも良い。掘られたいんだよッ!今すぐッッ!!!)
(勝つのどっちだろ?) (死ぬのどっちだろ?) (それとも相討ち?) (運良く生き延びるってのも、あるよなぁー。) (でもこれは、どっちか死ぬよなぁ??)
異常・・ッ。
異常・・ッ。
異常な視線・・ッ!
熱くて蕩(とろ)けそうな”眼差し”で狂気を孕む・・ッッ!!
時折と、どよめくッッ!!!
オオ・・!!
(死合が動く度ッ!)
ウオオオオオオ!!
(どちらかが、優勢になる度ッ!!)
ォォオオアアアア ア ア ア ! ! !
( 逆 転 に 次 ぐ ッ ! )
ァァァァアアア ア ア ァァァァ ア ア ! ! !
( 逆 転 ッ ッ ! ! ! )
ォア ォ ア ァ オ アオ ァ ァ ァ ァ アアア ア ア ァァァァ ア ア ! ! !
・
・
・
・
・
タラァ・・・・。 ( 観客どもは、涎(ヨダレ)を流す・・っ。 )
タラタラタララァ ( コイツは快楽だぁ〜〜〜・・っ。 )
ラララララァアア ( コイツゥは悦楽だぁぁ〜〜〜・・っっ。 )
ランラランラン♪ ( 楽(たの)しいな♪ 愉(たの)しいな♪ 汰埜(たの)しいなぁ♪ 蛇廼(たの)しいなぁ〜♪ )
ランラランラン♪ ( オンポポポポォ〜・・ンン♪ エンドルフィンやらアドレナリンやらが、チュパーキュンしてるよぉ・・ぅ・・!!?)
ゴッガァァアア!!( みいと!みぃとん!! すっごいのぉッ!すんごぉんいのぉぉんん!! にくと、にくとが、あんあんんあんぬぁにィィ〜〜・・ッッ!!! )
ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!! (”死合”が大きく動いたぁぁぁあああ あ あ ッッ ッ ! ! ! )
・・・・
それは、一瞬ッ!
ほんの僅かに生まれた、一時の好機ッッ!!
アストロは見逃さなかったッ!
ダンディは付け込んだのだッッ!!
そして”アストロダンディ”が、”ジ・ハンドレッド”の『 背 後 』に回ったぁぁあああああああ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! !! !
ッ
ッ
ガ チ ィ ー ! ! ! (ある時は『 アブドミナル・ストレッチ!! 』)
(ある時は『 グレイプヴァイン!! 』) ガ チ ィ ー ! ! !
ガ チ ィ ー ! ! ! ( またある時は『 所謂一つの”アバラ折り”ィー!!! 』)
然
し
て
そ
の
実
態
は
!
?
「 『 ハンド・ヅカ・チムシィィィィイイイイイイーーーッッ!! 』 」
「 『 ”心弾むラララ科学の子”が、生み出した” 新型のコブラツイスト ”!!! 』 」
「 『 ”7つの威力殺法”の四つ ・ 湾曲壊身!アストロ・ブレイク・ストレッチャー 』だぁー! ちゅりぃああああ!! 」
ッ
ッ
ミチィ・・・! ミチィ・・! ミチィ・・・!!
ミチィ・・・! ミチィ・・! ミチィ・・・!!
ミチィ・・・! ミチィ・・! ミチィ・・・!!
ー 捩(ね)じる
ー 捻(ね)じる
ー アストロが、ジ・ハンドレッドの・・・。
ー 上半身と下半身を”捩じ切る”ように、「捻(ひね)り」『 捩 じ る ッ ッ ! ! ! 』
ッ
ッ
ッ
「 教えてあげるね。ジ・ハンドレッド。 」
「 この技を食らって、腰骨がヘシ折れなかった男は『 誰一人として存在をしない。 』 」
ー 骨折率100%ッ!
ー そうと聞いた、ハンドレッドは!?
フ
ッ
フ
フ
ー 嗤った・・!
ー 不敵にも嗤った・・!!
ー アストロが呟く!!
「 ハンド・ヅカ・チムシ・・・。(呆れている。)」
「 走馬灯で”宝塚歌劇団”でも、見ているのかな・・? ミスター・ジ・ハンドレッド・・・? 」
「 それとも、”痛み”と”恐怖”が度が過ぎると、笑うしか無くなると言う『 ア レ 』か い ・ ・ ? 」
ー アストロが、更にもと力を込める!!
ミチィ・・・! ミチィ・・! ミチィ・・・!!
ミチィ・・・! ミチィ・・! ミチィ・・・!!
ミチィ・・・! ミチィ・・! ミチィ・・・!!
ー だ が 、 そ の 時 ッ ! !
ー ア ス ト ロ は ッ ッ ! ! !
そ
れ
に
気
付
い
た
!
「 ハンド・ヅカ・チムシ・・・ッッ!!!!(そして誤認を認める!!)」
ッ
ッ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ー それはッ!
しなやかにも、鞭(ムチ)と評すべくるか” 柔 稼 働 ッ ! ! ”
ー ハンドレッドがこう言う!!
「 ワシが、先の『アストロ・ダイン・スロイダー』を、”耐撃(う)けきった”その時・・ッ!!
耐撃し得るその『正体』をッ! ただただ”体躯”の『 強 靭 』さだけと思ったのか、”科学の子”よッッ!!! 」
ー そうッ!
それは”豪力”込むる事ッ!!
体躯、『 巨岩の如し 』と思いきやッ!!
ひとたび”柔ら”と相成ればッ!
『 揺らめくは草木 』の如きと言う事であるッッ!!
ッ
ッ
ッ
ッ
「 ハンド・ヅカ・チムシだぁ〜・・・ッ!(驚嘆している!!)」
「 どうやら僕は・・ッ! ”アストロ見誤った”ようだね・・・ッ!! 」
ー そうだッ!
アストロダンディは見誤ってしまったのだッ!!
ー 彼が仕掛けた『アストロ・ブレイク・ストレッチャー』は・・・!!
ー ジ・ハンドレッドが持つ『 最大柔稼働 』。
言うなれば『 柔軟力 』を”見誤ってしまった状態”でッ!
”仕掛け” ”締め” ”捩じり” ”捻じ切ってしまった”ッッ!!
不完全な『 必・殺・締・技 』と、相 成 っ て し ま っ た の で あ る ッ ッ ! ! !
然
れ
ば
後
に
!
ズ ッ ッッ ォォオオ オオ オオ オオ オ オオオ オ オオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! ! ! !
ッ
ッ
ッ
ッ
ッ
「 古来より、コブラツイストは・・ッ! 『 腰投げ 』にて、切り返すモノと”相場”が決まっているッッ!! 」
「 気付かぬ”科学の子”のッ! ” 唐 変 木 ” が 極 ま っ た よ う だ な ッ ッ ! ! ! 」
グ ッ ッ ッ ッ ! !
オ オ オ オオ オオオ オ オ オ オ オ
オオオオオオ オ オ オ オ オ オ オ オ オオ オ 〜 〜 〜〜 ! ! ! !
「 『 ヌ ゥ う ゥ ぉ お お お ぉ ぉ ォ お お お お お お オ 雄(オ) ーーーー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
ッ
ッ
ッ
ー 投げた!投げた!!投げた!!
腰投げたぁぁぁぁあ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! !
ー ジ・ハンドレッドがァァァァアアアアーーーーーッッ!!!
横3本並列にピンと張っている『 ロープ 』に向かってぇぇええ え え え え え え ! ! !
ー ア ス ト ロ ダ ン デ ィ を ぉ ぉぉ お お 、
ブゥゥ ゥ ン 投 げ た ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ああ あ あ あ ! ! !
ほ
ぼ
同
時
に
!
ド ッ ッ ゥゥ ゥ ウウ ウ ン ッ ッ ! ! ! ( アストロと逆ロープに跳ぶは、ジ・ハンドレッドッッ!!! )
逆 ロ ー プ ッ ! そ れ 即 ち ッ ッ ! !
ギシィ! (狙いはッ!!)
ギシィ!! (狙いァーッッ!!)
ギッッッシィィィィイイ イ イ イ イ イ イ イ ! ! ! ! ! !
( 狙いは”向こうロープ”から跳んでくる『 アストロダンディ 』だぁぁあああ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! ! ! )
ッ
ッ
!
そうだ! ジ・ハンドレッドは『両の脚』にて、後方ロープに垂直着綱をしッ!!!
睨みつけるは、向こう正面の『 科学の子(アストロダンディ) 』だァー!!!
そして、弦引き絞る程に、そ の ” 破 壊 力 ”を 増 す 『 事 実 ゥ ー 』 ッ ! !
矢 は 人 間 ッ ! 人 型 の 巨 石 ぞ 、 ジ ・ ハ ン ド レ ェ ー ド ッ ッ ! !
そして、今こそお見せしようッ!
めくるめくは『レスラーへの賛歌』ァーッッ!!
その名も!
その名も!!
その名も!!!
そ・の・名・も ぉ ぉ ぉ ぉ お お お おお お お お お お お お お お ! ! ! !
ッ
ッ
ッ
「 『 レ ス ラ ー へ の 賛 歌 そ の 2 ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
「『 爆弾小僧に捧ぐる、 ダ イ ビ ン グ ・ ヘ ッ ド ・ バ ッ ド ォ ー ッ ! !
ス ー パ ー ・ ダ イ ビ ン グ ・ ヘ ッ ド ・ バ ッ ド で あ る ッ ッ ッ ! ! ! ! 』 」
ッ
ッ
「 『 ヅゥうゥぉおおおぉぉォりィア ア ア あ ア 亞(ア) ーーーー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
ゴ ッ ッ ッ バァ アアア アア ア ア ア ア ( 跳 ん だ ァ ー ! ハ ン ド レ ッ ド が 飛 ん だ ァ ア ア ! ! ! )
ッ
ッ
さ な が ら ” ミ サ イ ル ”だ ッ ! !
『 ミ サ イ ル ・ ハ ン ド レ ッ ド 』だ ぁ ぁ あ あ あ ッ ッ ! ! !
ッ
ッ
ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
・
・
・
・
ー 空 を 超 え て ・ ・ 。
ラ ラ ラ 星 の 彼 方 ・ ・ ・ 。
ー 投げ飛ばされながら、アストロはこう言い放つ。
「 僕はね。”科学の子”なんですよ、ジ・ハンドレッド。」
「 ”行くぞ”と問われれば『 ジェットの限り 』にッ!!
空 を 超 え て ! ラ ラ ラ 星 の 彼 方 ま で だ っ て ぇぇ ぇ え え え え ! ! 」
「 『 行 っ て み せ る ん だ ぁぁあああああ あ あ あ ああ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! 』 」
ッ
ッ
!
そうは! ジ・ハンドレッドと『真逆』にて、後方ロープへの垂直着綱であるッ!!!
睨みつけるは、向こう正面の『 耐撃の百文字(ジ・ハンドレッド) 』だァー!!!
そして、弦引き絞る程に、そ の ” 破 壊 力 ”を 増 す 『 事 実 ゥ ー 』 ッ ! !
矢 は 鉄 腕 ッ ! 科 学 の 子 だ ぜ 、 ア ス ト ロ ダ ン デ ィ ー ッ ッ ! !
そして、今こそお見せしようッ!
めくるめくは”7つの威力殺法”ゥーッッ!!
その名も!
その名も!!
その名も!!!
そ・の・名・も ぉ ぉ ぉ ぉ お お お おお お お お お お お お お お ! ! ! !
ッ
ッ
ッ
「 『 7 つ の 威 力 殺 法 の 5 つ ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
「『 ハ ン ド ・ ヅ カ ・ チ ム シ ィィ ィ ィ イイイ イ イ イ ーー ー ッ ッ ! !
”耐 空 飛 鉄 ”! ! ス ク ラ ン ブ ル ・ ア ス ト ロ ・ ダ ン デ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ イ ! ! ! 』 」
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「 『 空ォーラをォー越ーえーてー、ラララ、星ぉーしーの、彼ぁ方(な)ぁたァア ア ア ー ー ー ッ ッ ! ! ! 』 」
ゴ ッ ッ ッ バァ アアア アア ア ア ア ア ( 跳 ん だ ァ ー ! ア ス ト ロ が 飛 ん だ ァ ァ ア ア ア ! ! ! )
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そ の 様 、 正 に ” ダ ン デ ィ ” だ ッ ! !
『 ア ス ト ロ ・ ダ ン デ ィ 』だ ぁ ぁ あ あ あ ッ ッ ! ! !
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そ し て 、 い よ い よ と 、 ” 耐 撃 ” と ” 鉄 腕 ” ッ ッ ! !
今 、 正 に 「両者!」「両雄!」「双方!」「阿吽!」 堂 々 伯 仲 『 着 弾 』『 激 突 』 ゥ 〜 〜 〜 ・ ・ ッ ッ ! !
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ド ” ッ ” ッ ” ッ ” グ” シ ” ャ ” ァ ” ア ” ア ” ア ” ア” ア ” ア ” ア ” ア ” ア ” ! ” ! ” ! ”
( 超ぉぉお お お お お 絶 !
ウ ル ト ラ ス ー パ ァ ア ア ア ア
ダ イ ナ ミ ッ ク ヘ ッ ト バ ッ ト 同 士 が ッ !
鉢ッ! 鉢ッ! 鉢ッ! 鉢ッ 鉢ッ! 鉢 合 わ せ 捲 っ た ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ 〜 〜 〜 〜 ッ ッ ッ ! ! ! )
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・・・続く。