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・アムステラ基地 アフリカ大陸南部支部


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



「只今連絡が入りました。」

「ピピアン隊全滅です。」

「繰り返します。ピピアン隊全滅です。」

「そして巨大ロボ・ギガント28号は、

 ヘリコプターの先導に従い、レゼルヴェ国首都へと向かっています。」

全滅を告げる、オペレーター。

それに対し、赤服を着た大佐(男)・・・。

“レッド・スーツ・ボギー”ボギヂオ・クラケットはこう答える。


「大丈夫、大丈夫。これも策(破壊指令)のウチだからねぇ〜!!」


ボギヂオは続ける。


「いざとなったら『鷲蘆鋼人(しゅうろ・こうじん)』や『狂剣客(くるい・けんきゃく)』を持ち出せば良いんだもぉ〜ん!」

「特にその為の『狂剣客』ッ! その為に1年前から・・・おっとゴホンのコホコホ。」

「此処から先は秘密だよぉん、ハァ〜シュポシュポ、ドクトル・ベイベーとのお約束ゥ〜ん♪」


そしてボギヂオはこう言い放つ。

「それでは皆の者!戦い死した我が甥“ピピアン・クラケット”の為に敬礼をッ!!」

「あ、行きますよ、敬礼ッ!!」


  ビシ 「「「敬礼ッ!!」


「今度は左手でッ!敬礼ッ!!」


  ビシ 「「「敬礼ッ!!」


「もう一回右でッ!敬礼ッ!!」


  ビシ 「「「敬礼ッ!!」


「ピピアンボーイに敬礼ッ!!」


  ビシ 「「「敬礼ッ!!」


「最後はコマネチで敬礼ッ!!」


  ビシ 「「「敬礼ッ!!」


「どーもー、ありがとうございましたァ〜ン♪」







  ー ピピアン・クラケット 男 年齢24

    乗機 対宇宙怪獣用試作操兵・暴顛贅(アバレテンゼイ)



        ・・・ ・ ・ ・ ・ 『  死 亡 ッ ッ ! ! ! !  』





・・・・





・アムステラ基地 アフリカ大陸南部支部・格納庫


名家の男“ピピアン・クラケット”の戦死により何かと騒がしい基地内で。

格納庫はひっそりとして静かであった。そしてアタシには、この場にて待ちにも待った事柄があるのだ。

見えるかい?「ムカデ」と「サソリ」を掛け合わせたかのような“巨大操兵”が。

そう。あれは『邪蠍蟲(じゃかつき)』。“毒針”の異名を持つ『“アクート”』の 専 用 操 兵 。



 ー そうだ。今日は“毒針”との再会の日。


   このアタシ“ズレアバーシャ”が待ち待ったこの瞬間(とき)ってカンジィ〜♪




            ・
            ・
            ・
            ・

            ・

            ・


            ・





・・・・




○クロガネの賛歌 第3.5章 ー 短編シリーズA  ー



 「 毒 針 と 闘 売 女 」




・・・・







ってゆーか。まず自己紹(ジコショー)しよっか〜。
アタシは“ズレアバーシャ”。「闘売女(バトルビッチ)」と呼ばれる『サイボーグ』。

数時間前に壊滅した“QX団のサイボーグ”にして『アムステラ神聖帝国のスパイ』。

思えば、此処に来るまで色んなモノ無くして来たわねぇ〜。
特に姿形が変わったわ。全身をサイボーグ手術したからロリッ娘だった面影すらなくなったしぃ〜。

けど、背が高くなったのは嬉しいトコ♪

憧れの170cm。高い戸棚にあるモノだって、脚立(きゃたつ)無しで取れるんだ♪


それは置いといて。


さっきから考えてるんだよねぇ。

この基地に到着した、アクートにどう会ったモノかなって・・・?

やっぱ「出会い」って『一大イベント』じゃん。せっかくだから“記憶に残る出会い”にしたいじゃないの。


例えば・・・こう言うのどうだろう?


・一例

「アクート少佐!アタシ!小さい時に貴方にレイプされて、

 大きくなったら貴方の羅甲にスパスパに切り裂かれた、

 惑星ブルーツポンチ出身のズレアバたんです!愛しています!!」


   ・
   ・

   ・

   ・

 ダ メ だ 。

 インパクトはあるけど『自己アピール』が足りない。

 百歩譲って、インパクトは『自己アピール』かも知れない。

 けど、プラスかマイナスかで考えれば『マイナス』になんね?コレ??

“アピール”は『プラス』になんなきゃ意味は無い訳でぇ〜。

 やっぱこう「グヘヘヘヘ“おっき”させてやんよww」ってな奴じゃないとさぁ〜。

 あんな事やこんな事を、ネッチリとムッチリと出来ない訳でぇ・・・!!

 グヘヘヘヘヘ・・・・ッ!!

   ジ

   ュ

   ル

   リ


 おっと・・。いけない。

 ヨダレが出るぜ、グヒグヒグヒ・・・♪


 でもこんな体だし『肉食系』行かないとだよね〜。

 何せ全裸で迫ろうにも、鋼鉄の部位で色っぽくないからさぁ〜。


 性潤派(せいじゅんは)よろしく、性的なキーワードを連呼しなきゃいけないわん。


・一例

「『おっぱい大きいから、汗疹(あせも)が酷くって。』」

「『水着が大胆なのよね、だから下の毛の処理もしなくっちゃなぁ。』」

「『ねぇ・・こんな話してて男の人はおっきしないの?』」

「『アタシでハァハァしてるの?』」

「『いいよ。スッキリしてきなよ。』」


   ・
   ・

   ・

   ・

 女 子 力 た け ー ♪

 けど、これって出会った後に言うセリフだよね。

 今、必要なのは、そう言う言葉じゃなくって・・・。


 ト・・ト・・ト・・ト・・ト・・ト・・


「お。」


 アタシは聞いた。

 そして、しっかりと目で捉えた。

 だから、其処に向かって走って行った。


 タッタッタッタッタッタッタッタッタッタ!!


「少佐ァー!!」


 タッタッタッタッタッタッタッタッタッタ!!


「少佐ァー!!!」


 タッタッタッタッタッタッタッタッタッタ!!


 見よ、この2セリフに秘められた、自己アピールの嵐ッ!

 可愛い妹系女子キャラが「先輩ー!」と呼びながら駆け寄るかの如き『女子力の高さ!!』

 名を呼ばれ、駆けてくる「にゃのこ」を『無視出来る男子』は、宇宙にどれくらい居ると思う・・・みたいなぁ?

 少なくとも悪い気はしないよね?


 そしてね。既にと言うか・・。

 今アタシに“ブラ”を つ け て な い の 。

 こうゆう事もあろうかと『ノーブラ』で居たのだ!!

 巨乳とは行かないモノも、支えるモノがなければ『物理学的』に『 胸 は 揺 れ る ! ! 』

 おっぱいをブルブルさせながら近付けば、誰だって興味は持つハズだ!!


   ・
   ・

   ・

   ・

「あ〜ん?」


 よっしゃぁー!!アクートが!誰だコイツ?ってこっちを見ているゥ〜!!

 そりゃあ名前呼ばれて!おっぱい揺らしながら駆けてくるにゃのこが居れば、見て見ぬフリなんて出来ないよNEッ!!

 ああ、見られているッ!10歳の誕生日の時、あんなトコやこんなトコまで見られた挙句レイプをしたその瞳でぇー!!

 たまらなかった!

 客観的に見てレイプだったけど、主観的に見れば『モロ和姦』だった、10歳の誕生日!!

 目と目で通じあうがヨロシク、今!10数年振りに再会をして邂逅ゥー!!!(切り刻まれた事実は忘れるッ!!))

   ッ

   ッ


 最 早、辛 抱 タ マ ラ ン か っ た ! !


   ガ


   シ


   ィ


 気が付いたら。その過程など頭に残らなかった。


 気が付いたら、アタシはアクートを抱きしめて居た。


 色々言いたい事が一杯あったけど、思考よりも先に体が動いた。


 そして、そんなアタシに、アクートは・・・!!


   グ

   イ

   ィ


 アクートはアタシの髪の毛を掴み、無理矢理顔を上げさせてから・・・!!

   ッ


   ッ


 ズ キ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ン ! ! !


 強引に“唇”を奪って・・・!!


  ネチャア


    チュバァア


      チュチュリ!!!


 口内で舌と舌とを絡み合わせるッッ!!!

   ッ

   ッ

 これは・・・ハァ!正に・・・アゥ!

 案ずるより産むが易しって、カ・ン・ジィー!!


   ス

   ゥ


 アクートの手が蛇が這いずるみたいに、ショーツの中に突っ込まれて行き・・・!!


   ナデリ・・・ナデリ・・・!!


 尻中を撫でくりまわされ・・!!

 中指でア○ルも弄くられるッ!!

   ッ

   ッ

「ア・・・アファ!ファ・・・ファオ・・・・!!!」


 気持ちが良くって、よがるアタシ。

 体のアチコチが金属な私だけれど、下半身は比較的損傷が少なくて良かった。

 子宮こそヤっちゃったけど、基本的に陰部は生身だモノ。快感が駆け巡る。


「ア・アゥ・・・!!」


 されるがまま。腰の力の抜けて来たトコロで。


   ガ

   バ

   ァ


 アクートに押し倒された。

   ッ

   ッ


 ニチュ〜・・・・・。

 粘液で糸を引く唇を離し・・・。


 ジロ・・・

   ジロジロジロ


     ジロォオオオオ〜♪


 舐めるようにアタシを見回すアクート。

 そしてアクートはこう言う。

「ヒッヒッヒ!随分な挨拶だな、アバズレェ〜!!」


 アタシが答える。


「アバズレじゃなくて、ズレアバーシャだよぅ。」


 アクート。


「似たようなモンじゃねぇか。お前ェが、新規隊員らしいな。」


 アタシ。


「そうさ。この“闘売女(バトル・ビッチ)”ズレアバーシャが新規隊員さ。」

「なぁアクート少佐ァ。側に置いておくれよぅ。射撃得意だし、腕だって立つよ〜?」


 アクート。


「話はおっ勃っちまった“コイツ”の後にだ。」


 アタシ。

「え・・・♪」


 アクート。


「お前ェもビンビン、ビーチク勃ちまくってるじゃねぇか。」


「ノーブラで汗掻いたから、丸見えだぜ、アバズレェ〜!」


「へっへっへ!お前ェの“女”を昂(たかぶ)らせてやんぜ!!!!!!!!」


 言うが早いがアクートは・・・!!


  ヂャッキィーン!!


 アクートはナイフを取り出すッ!!

 そして、手早くにもッッ!!!


   ビリィイイイ


       ビリビリビリィ!!!


   ビッリィィイイイイー!!


     ビリビリビリィイイイイ!!!



 アタシの衣服を!縦に切り刻んだッ!!

 そして、アクートはこう言い放つッ!!!


「キッタネェ体だなァ、アバズレェ〜!!」

「鉄と肉とが入り乱れってらァーッッ!!!」


 皮膚と鉄とか入り乱れるワタシの体を眺めて。

 そうと評すは“毒針”アクート。


「いや・・・。いやいやぁん・・・。」


「やめとくれよぉ〜、そんな事言わないで・・・・。」


 アタシは“あえて”「拒絶」を口にした。

 アクートの被虐心を高める為、「あえて拒絶する」アタシ・・・♪

 ポイントは「力無く抵抗する事」だ。何故なら『強引にヤっちまうと言うシチュ』に“Sな男”は燃えるからだ。


「ヒィーーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハーーーーーーッッ!!」


 アクートは高笑いを挙げる。

  ペタ・・。

   ペタペタペタ。

      ペタァ〜〜〜!!

 アタシの機械部分に指を当てながら、アクート愉快そうにひたすら笑った。

 並の女じゃガチ泣きなり、マジギレなりするトコロだろーけど。

『愛するアンタ』がそんなにもアタシを気にしているって事実にアタシァ・・・!!


    ッ


    ッ


「アァ! ァッ! ア! アアア!! アァァァアアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜!!!」

 ア タ シ は ベ ラ ボ ー 燃 え る ん だ ! ! !


    ッ


    ッ


「イィィィーーーーーーーーハッハッハッハッハッハッハッハァァァアアアアアーーーーーーーーーッッ!!!」

 高笑いを挙げるアクートを前に。


「ヤン!ア!アア!!」

 柔い力で機械部位を隠そうとするアタシ。


    グ


    イ


「イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒィイイイイイー!!!」

 それを力付く止めるアクートッ!!


「やん!やめてぇ・・・お願いぃ・・・・!!」

 力無く抵抗するアタシッ!


 そんなアタシを無理矢理ッ!!


    グ

    ィ

    ィ


 アクートはアタシの髪の毛を掴んで、引き起こしてッ!!


    ヴ

    ビ

    ン

    !


 ファイト一発状態の“股間のソレ”を露出させ、アタシの顔に突き出しながら、こう言う。


「半分機械の機械アバズレがァー!!」


「オラオラァ!!しっかり咥えろやヒィーハァーッ!!!」


 アタシは・・・。


「アア!! アアン!!!」


  チュボ!


    チュボ!


  チュボ!!


    チュボボボボボボ!


      ッ

      ッ


 アタシは硬くて熱いトロトロしている“アクートのソレ”を、しゃぶりにしゃぶった。


“アタシ”と交わる事で、こんなにもアクートのソレが“トロトロしているんだ”と思うと、


“アクート”の事が愛しくて愛しくて し ょ う が な い か ら だ 。


      ッ

      ッ


「ヒッ!ヒヒヒッ!ヒッ!」


      ッ

      ッ


「イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!」


      ッ

      ッ


“アクート”は“アタシ”の頭を両手で抱えながら、激しく腰を振った。

 その力が強くなれば強くなるほど、激しく腰を振った。


 と、共に、口内の粘液は、複雑に絡み合い、遂にも・・・・!!


   ズキュァァアアアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜ッッ!!!


 強くも粘液(ソレ)が射精(噴射)された。


   ・
   ・

   ・

   ・

 そしてアクートがこう言い放つ。


「ハァ・・・ハァ・・・。」


「このアバズレがァ・・・!良い塩梅(あんばい)じゃあねぇか・・・!!」


 アタシ。


「ひゅごい・・・!ひゅごいよぉ・・・!!」

  ゴ

  ク

  リ

「ケホッ。少佐ァ〜、とっても凄いですよぉ〜・・・!!」


 猫を被ってる?いいや・・・。

 それは世辞でもあり、本心でもあった。

 ハッキリ言ってアクートのソレは『自分ばかりが気持ちい方法』で体感的な快楽は無い。

 だが、やっとアクートのソレを味わう事が出来たと言う『事実』を“興奮”と“欲情”を覚えざるを得ないからだ。


 アクートはこう言い放つ。

「そのまま部屋に来な。たっぷりと可愛がってやるぜ!!」


 アタシはこう答える。

「ケフン。解ったよ、少佐。」


「・・・。」


「あんまり・・酷いのはやぁよ・・・?」


 口ではそう言いつつ。


 アタシは身に過る快楽に抗う事は出来なかった。


  ニィマァ〜・・・・ン♪


 アタシは思い切り、口端を歪めニマニマと笑顔んだ。


 それを見、アクートは愉快そうに「ヒヒヒ」と笑って口端を歪めた。


   ・
   ・

   ・

   ・





・・・・





こうしてアタシはアクートに見染められた。

情婦としても・・・。兵士としてもだ・・・。

彼のやる事は何時だって酷い。

卑怯で。卑劣で。何よりも・・『外道』だ。

けどね。そうしてアクートと日々過ごして行くウチにね。

彼は誰よりも『自由』に生きているって事に。

その事柄に気付いて行くんだ。


それが何よりもスカっとする。

アタシってさぁ、汚い人生歩んで来てさ〜。

マジ外道と言われて仕方無いと思うんだよね。

けどアクートと居ると、そんな事どーでも良い位に『一緒にスカっと出来る』のさ。


それが何よりも『快感』で仕方無い。

再会して以来“アタシ”はその『快感』に打たれて久しい。


そして、あの日。

アタシは『過去と決定的な“決別”』を下す日を迎えた。

それはアタシが本当に本当の『外道』なるお話の事。


でも、そのお話は・・・。


また別の機会に・・・。






ーーーーーー




     ー 『 完 』 ー