耐撃の百文字!!
「進むのだ、ギガント!!」
ギガント28号!!
「グ”ギ”ャ”オ”オ”オ”オ”オ”!”!”」
ドズン! (ギガントは前進する!)
ドズン!!(狂犬客に向かい前進する!!)
前進する事。
それ即ちは攻めの姿勢!
敵者へと向かい、必殺の一撃を放つ事!!
だが地の利を考えれば、軟弱になった大地の上にて、
狂犬客の攻勢を待ち望む事が、定石(ベター)かも知れない。
運動性能の差を縮める事となる“軟弱になった大地”の『効果』は少なくはない。
しかし、百文字は攻めを選んだ。
耐撃に耐撃の果てに、ジャイアント・スイングにて投げ飛ばした狂犬客・・・!!
そのダメージは少なくないと踏んだからだ。そう!今ぞ畳みかける時!!
百文字は地の利を捨て、ギガントを突き動かす!!
それが最善の手立てと信じるからだ!!
百戦錬磨の勘にて、百文字はギガントを前進させる!!
迎え撃つ、狂犬客は・・・?
シュパン!! (シャドウボクシングだ!)
シュシュパン!(ジャブ、ジャブ!!)
シュパァン!!(ストレート!!)
シュウパン!!(アッパー!!)
シュゥパン!!(フック!!)
シュパァン!!(ストレート!!)
タッタッタッタッタッタッタッタ(ステップを踏み待ち望んでいる・・!!)
これから狙うは、鷲鼻のバトゥロ直伝の『 四 次 元 パ ン チ 』。
軟弱な大地では十分な加速力が得られないと踏んでいたが、向かってくるとはこれ幸いだ。
確かな大地にて、確かな加速力から生まれる、確かな『四次元パンチ』を食らわしてくれようじゃないか!
だ
が
!
その前にだ。
こうして、一直線に向かって来ると言う事。
敵ながら惚れ惚れとする奴だ、Mr.ハンドレッド!!
良いだろう。そのキップの良さ。買ってやろうじゃないか!
これから真正面にてぶつかり合ってやる!!
ギガントが近付く。
50m!
40m!
30m!
20m!
10m!
今だッ!!
「シュアーッ!!」
狂犬客の左拳からジャブが繰り出された!!
・
・
・
・
・
・
・
・・・・
○クロガネの賛歌・第4章
ー ギ ガ ン ト 破 壊 指 令 ー 爆 熱 ! 巨 大 ロ ボ ッ ト 編
第10話「 全 力 で 未 完 成 ッ ! 」
・・・・
シュパァーン! (風切り音ともに、狂犬客の拳が繰り出された!!)
〜〜〜〜ッッ!!(正に、その瞬間であった!!)
ッ
ッ
!
耐撃の百文字!!
「レスラーへの賛歌 その17ッ!!」
「ワシは捧ぐるッ!
『破壊王』と呼ばれた、爆殺シューターへと、
こ の 『 水 面 蹴 り 』を ォ ー ッ ッ ! ! ! 」
・『水面蹴り(すいめん・げり)』
身体を沈み込ませ地を這うように、回転しながら相手に脚払いをかける。
相手が技を仕掛けてきたのをかわして、カウンターで見舞うことも多く、
“破壊王”『橋本真也』は、この技でたびたび形勢を逆転してきた。
ッ
ッ
!
ズンッ!! (ギガントは身を沈ませるッ!!)
ズズン!! (そして次の“刹那”)
グルルルルルルルルルルルルルウルルッ
ルアアアアアアアアア ア ア ア アア ア ア ア ! ! ! !
地を這う様に体を回転ッ!!脚払いを仕掛けた!!
対
し
!
マドモアゼル・シエンヌ!!
「良い狙いだ!」
「ボクシングを主流とする俺の動きは、下段への攻撃を得意としない!!」
「だが、運動性能の差は歴然! リャァァァァァアアアアアアアアアアア!!!」
ダ
ン
!
狂犬客は跳躍する!
そして、ギガントの水面蹴りを回避する!!
だ
が
!
此処からがギガントの真骨頂であった!!
グォン!! (ギガントは水面蹴りから!!)
ォオオ!! (背面立ちに移行する!!)
ッ
ッ
!
「ワシは捧ぐるッ!!
レスラーへの賛歌 16ッ! ビッグ・パパ・パンプと呼ばれた『スコット・スタイナー』へと、
この “ F R A N K E N ・ S T E I N E R ”をぉぉぉぉおおおおおおーーーーーッッ!!!」
ッ
ッ
・『FRANKEN・STEINER(フランケン・シュタイナー)』
突っ込んでくる相手に対して、ジャンプしながら両足首あたりで相手頭部を挟み!
自分の頭を振り子の錘のように使って後方に倒れこみ、自らの脚力で相手の上半身を前のめりにさせ、
頭 部 を マ ッ ト に 強 打 さ せ る “ 荒 技 ” ッ ! !
ッ
ッ
「 『 両腕的超跳躍故似天空 ( ダ ブ ル ・ ア ー ム ・ ス プ リ ン ガ ー ) ! ! ! 』 」
ダッッッッッ ギュュュ ュ ユ ユウ ォ オ オ オ オ オ オ オ オオオオ オ オ オ オオオオ ーーーーーー ッッッッ!!!!
ッ
ッ
勇猛果敢!必殺のプロレス殺法が狂犬客に襲い掛かるゥーッ!!
マドモアゼル・シエンヌ!!
「流石に強いな!防ぐ方法は唯一つだ!!」
グィ! (顎を引く!)
ググッ!(両腕で首回りを固め・・!)
シュゴ!(迫り来るギガントの両足に・・・!!)
ドゴゥ!(己が腕を被弾させる・・・!!)
マドモアゼル・シエンヌ!!
「そして、そのままふっ飛ばされる・・・!!」
ッ
ッ
!
ドッッッッッッルルルルルルルルルウルルッ
ルアアアアアアアアア ア ア ア アア ア ア ア ! ! ! !
( 弾 き 飛 ば さ れ る は、狂 犬 客 ! ! )
そ
し
て
!
「 そろそろ切り札を見せてやるぞ!! 」
ド ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ ッ (着地と共に!)
ヒ ュ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン ( 狂犬客は超加速を始めるッッ!!! )
ッ
ッ
ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ!(更に加速をした狂犬客はっ。)
ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ!(ギガント28号を中心に・・・っ。)
ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ!(『円』を描くっっ。)
ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ!(半径は100mっ。)
ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ!(描かれる円は、二次元の『丸』では無くっ。)
ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ! ヒュバッ!(宙空を跳躍する事により、描かれた・・・っっ。)
ヒ ュ ッ ッ ッ ツ ツ バ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ーーーーーー ッッッ!!! ( 『 半 球 っっ 』 )
そ
し
て
こ
の
体
勢
は
!
“ 四 次 元 パ ン チ ”
ッ
ッ
!
○ 四 次 元 パ ン チ
四次元ボクシングの使い手、鷲鼻のバトゥロ、最大の必殺技!!
敵者の周りを半球の形を形成しながら高速移動し、内部に真空を創りあげるッ!
そして失われた空気圧は、バトゥロの拳へと凝縮され・・・ッ!!
然る後に『必殺の右ストレート』をぶちかます!!
その必殺の技が今!マドモアゼル・シエンヌ駆る“狂犬客”にて 再 現 さ れ る ! !
こ
れ
ぞ
!
全
力
で
未
完
成
!!
“ 四 次 元 パ ン チ ”だ ァ ー ッ ! !
ッ
ッ
!
対し耐撃の百文字!ギガント28号は!!
グギュ! グギュ! グギュ! グギュ!(大気圧による『大圧力空間』の中・・・ッ!!)
グギュ! グギュ! グギュ! グギュ! グギュ!(百文字は、苦悶の表情を浮かべるッッッ!!!!)
(凄まじい空間だッ!)
(機体との等倍を考えれば、鷲鼻の約25倍の真空圧が生み出されていると言うのか?)
(この空間に耐えうる事は“不可能”ッ!)
「ギガントよ!!」
「“マスク”を開くのだ!!」
百文字はギガントに命じた!
マスクを開けと!!
「グ”ゴ”ゴ”!!」
ギガントは己の口部に打ち付けられている『鉄板』をひっぺ返した!!
そして其処には1人入れる程度の『窪(くぼ)み』があった・・・!!
百文字は其処に搭乗する!!
「良し、閉じよ!ギガント!!」
バ
タ
ン
!
ギガントはひっぺ返した鉄板を閉じ・・・!!
グリィ・・・! (接合させる為。)
グリリ・・・!!(鉄板を握りしめ、鉄板を接着させた。)
(狂犬客の動きはこれまで通り“超聴力”で把握する!)
(この一撃が鷲鼻の『四次元パンチ』と酷似をするモノなら・・・!!)
( 勝 機 は ワ シ に あ る ッ ! ! )
ッ
ッ
!
グォォオオオオオオ!!!! (狂犬客がッ!!)
ォ ォ ォ ォ オオ オ オオ オ オ オオオオ (最後の超加速を、決行(おこな)うとッッ!!)
シ ュ ゴ ォ ォ ォ ォ オ オ オオオ オ オ オオオオオオオオオ!!!!!! (半円を描いていた空間ッ!)
ォ ォ ォ ォ オオ オ オオ オ オ オオオオ (空間を覆っていた『空気の全て』が、吸い寄せられてッッッ!!!!!)
オ オ オ ォ ォ ォ オ オ オンオ オ ン オ ン ンオ オ ン オ オ ンン !!!!(狂犬客の肉体を覆ったッッ!!!!)
ーーーーー 「 『 D ・ F ・ S、エ ネ ル ギ ー 解 放 ッッッ !!!!!! 』 」 ーーーーーーーー
ズ ォ ォ ォ ォ オオ オ オ オ オオ オオオオオオオ オオ オ オオオ オ オ ! ! ! ! (狂犬客が突撃するッッ!!)
ー 直進をする狂犬客にッッ!!
ー 空間を覆っていた、空気の全てッッ!!
即ち『空気圧』の塊(かたまり)が、 鎧となって 纏(まとわ) れ る ッ ッ ! ! !
ズ ォ ォ ォ ォ ォ オオ オ オ オ オオ オオオオオオオ オオ オ オオオ オ オ ! ! ! ! (狂犬客が突撃をするッッ!!)
大圧力空間を生み出した、空気的大移動の果てに生み出された『空気圧の塊(かたまり)』ッ!
その終着点を『狂犬客の機体』とする事により、『 空気圧的 大 圧 力 エネルギー を 機体に停滞させる ッ ッ ! ! ! 』
そのエネルギー、『狂犬客が拳』を突き出す事により、更に空気圧が移動ッ!
狂犬客の拳を終着するッ! 『 超大圧力的 ・ 急 凝 縮 』が行われッッ!!!
発生をしたエネルギーの全てが『 一 点 に 集 中 』をされると同時にィィイイイーーーーッ!!
全 力 で 持 っ て、『 殴 り 抜 け る ッ ッ ッ ッ ! ! ! ! ! 』
「 これぞ・・・っ!!
全力で未完成ィィイイイーーーーーッッッ!!!!
『 四 次 元 パ ァ ァ ア ア ア アアア ア ア ン ンン チィィィ イ イ イ イーーーーーーッッッ!!!!!! 』 」
チ ” ュ ” ュ ” ド ” ォ ” ォ ” ォ ”ォ ”
オ”オ” オ”オ” オ” オ” オ” ォ” ォ” ォ”
オ ” オ ” オ ” オ ” オ”ォ”ン”オ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”
ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !
ーーー 嘘か真か幻かッ!
ーーー 一点凝縮『空気圧ッ!』
ーーー 空気の圧力、エアープレスッッ!!!
ーーー 次元を超えた、その『拳撃』ッッ!!!
ーーーーー→ 『 四次元パンチ 』が今! 繰り出されたぁぁ ああ あ あ あ あああ あ あ あ あ ああああ !!! ! ! !
ッ
ッ
!
対
し
ィ
!
ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド
耐撃の百文字ッ!!
「勝ち得たのはワシだ、マドモアゼル・シエンヌ・・・ッ!」
「勝因は一つ・・。既にこの技を知り、この技により敗北を喫したからだ・・・ッ!!」
「故にその時!脳裏に焼き付けられた『技の全貌』が濃くもワシを突き動かすッッ!!!」
スゥ・・・!! (ギガントは左手を前に出すッ!!)
・・・・ッ!! (四次元パンチに向かってである!!)
〜〜〜〜〜ッ!!(瞬間ッ!!)
ゴキヤァアア!!(左手が大破し!!)
ギアギアギア!!(左腕もまた砕け散るッ!!)
ゴシャァァァ!!(その拳は百文字が搭乗する“ギガントの顔面”に向かい『猛威を奮う』ッ!!)
そう!!それが勝因であったッ!!!
・ 百文字自身が超聴力を持つと言う、ギガント28号の高性能なレーダーは・・!!
・ レーダー、即ち百文字と対象とする物体が近ければ近い程『 機体の精度 と 連 動( コネクテッド )』 し・・・!!
ー「 爆発的な瞬発力を、より『 精 密 に 使 い こ な す 事 が 出 来 る 』・・・ッ ! ! 」
・ そして、破壊された左腕のエネルギーは、バネ仕掛けを伝い右腕へと伝え移るッ!!
そ
う
!
ギガントの顔面を四次元パンチが狙う事により『最精密』に“ギガント28号”は 稼 働 さ れ ! !
砕かれた左腕は『衝撃エネルギー』と化し、そのまま『ギガントの右腕』に 連 動 さ れ る ! !
こ
れ
ぞ
!
耐
撃
!!
耐撃に耐撃を重ね、必殺のプロレス殺法をブチ込むのだ!!
その度、如何に傷付きッ!如何に受けに徹しようと必ず『勝機』は訪れるッ!!
ッ
ッ
!
『幾度と無く拳撃を耐撃し訪れる、必殺の“レスラーへの賛歌”!!』
そ の 名 も ォ ー ! !
・
・
・
・
・
・
・
・
・
ッ
ッ
!
「 『 ハ ” ン ” ド ” レ ” ッ ” ド ” ・ タ ” イ ” フ ” ー ” ン ” ッ ! ! 』 」
グ ” ッ ” ッ ” オ ” ォ ” ォ ” ォ ”ォ ”
オ”オ” オ”オ” オ” オ” オ” ォ” ォ” ォ”
オ ” オ ” オ ” オ ” オ”ォ”ン”オ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”
ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !
ズ ” ッ ” ッ ” ォ ” オ ” オ” オ” オ”オ”オ”オ”オ” グ ” オ ” オ ” オ ” 〜〜〜〜 〜 〜 〜 ッッッ ! ! ! !
・
・
・
・
・
・
・
ッ
ッ
!
ーーー 見よ!我が父、巴 二十八!!
ーーー 貴方が残した『地獄の大雪山』はッ!!
ーーー 大蛇毒砲に破られしと言えども!!
ーーー 今この時、尚も必殺投技として強壮無類ッ!!
ーーーーー→ その名もレスラーへの賛歌その28!!『 ハ ン ド レ ッ ド タ イ フ ー ン 』 !!! ! ! !
ッ
ッ
!
グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン ( 片腕で狂犬客を掴んだ『百力の大風車』はッッ!!! )
グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン ( 体の1/6を失ったギガント28号を中心としながらッッ!!! )
グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン グォンン ( 尚ッ!その回転力を強めていくッッ!!! )
オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン!
オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン!
オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン! オォン!
ー 円運動は『遠心力』を生みッ!!
ー 遠心力は、回転の中心からの距離の『 絶対値 』および『 回転運動の角、速度の二乗 』に比例して大きくなっていくッッッ!!
・
・
・
・
・
・
・
・
・
ッ
ッ
!
ギィィ ィ ィ ヤ ァ ァ ル ゥ ルル ルルルゥ ッ ッ ォ ォ オ オ オ オオオオ オ オ オ オ ー ー ー ー ー ー ッッッッ ! ! ! !
ーーーー 百 力 の 大 風 車 は、 臨 界 点 を む か え る ・ ・ ・・ ッッッ 。
そ
の
時
!
耐撃の百文字!!
「 こ の 度 は 特 別 だ ! ! 」
「 『 ヌゥうゥぉおお お ぉ ぉ ォ お お お お お お オ 雄(オ) ーーーー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
ギガントは!完全に臨界点が来る前に、狂犬客をブンンンン投げたぁぁぁぁぁああああああ あ あ あ あ あ あ あ あ ああ ! ! !
・
・
・
・
・
・
・
ッ
ッ
!
マドモアゼル・シエンヌは敗北を悟る。
「これ程までに強いと言うのか・・・!!」
「何と言う強固な壁なのだ、ギガント28号と言うのは・・・!!」
「く・・親父!すまない・・・!!せっかくこの一戦を譲ってくれたと言うのよぉ!!」
「チクショォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」
ゴッッ ッッ ッ
ド ド ド
ド”ッ”ッ”パ” ァ” ァ ” ァ ” ァ ” ァ ” ァ ” ァ”ア” ア”ア”ン” ン” ン ”ン ” ン ” ! ! ! !
・
・
・
・
・
地面を舐め、四肢がバラバラになりながら・・・。
狂 犬 客 は 大 破 を し た ッ !
そ
し
て
!
耐撃の百文字!!
「跳躍するのだ、ギガントッ!!」
ギガント28号!!
「ス”カ”イ” ハ”イ”ッ”!”!”」
ッ
ッ
「 『 爆踏的跳躍故似天空 ( オ ー ヴ ァ ・ ズ ゥ ー ム ・ ス プ リ ン ガ ー )ァァアア ア ー ーー ッ ッ ! ! 』 」
ダッッッッッ ギュュュ ュ ユ ユウ ォ オ オ オ オ オ オ オ オオオオ オ オ オ オオオオ ーーーーーー ッッッッ!!!!
ッ
ッ
ギャンギャンギャンギャン!!
ギガント28号が跳躍をするッ!!
そ
れ
と
同
時
に
!
ヒ ” ィ ” ィ ” ィ ” イ ” イ ” イ ”イ ”
イ”イ” ハ”ッ” ハ” ッ” ハ” ッ” ハ” ッ”
ハ ” ッ ” ハ ” ッ ” ハ”ッ”ハ”ッ”ハ” ッ ” ハ ” ッ ” ハ ” ッ ”
ハ ” ッ ” ハ ” ッ”ハ”ッ”ハ” ッ ”ハ ” ッ ” ハ ” ッ ” ッ ッ ! ! !
ー ギガントが居た地へと行われる“連撃斬撃”!!
そう!狂声と共に、地中より現るるは“巨体操兵”ィーッ!
「良くかわしたな、ハンドレェェェェェ〜〜〜〜〜ド!!」
ー それはムカデとサソリを掛け合わせたような
おぞましい巨体を誇る“専用の操兵”!!
「だが、そんなズタボロで何処まで食い下がれるかぁ〜〜〜〜!!」
ー そう、それは“毒針”アクートの専用操兵ッ!!
その名もォー!!
「邪蠍蟲(ジャカツキ)登場だ!」
「今からテメェをズタズタに切り裂いてやるぜ!!」
ア ク ー ト !
そ し て 『 邪 蠍 蟲 』の 登 場 で あ る ッ ! !
ーーーーーー
・・・続く。